和歌山市議会 > 2019-02-26 >
02月26日-03号

  • "維持補修"(/)
ツイート シェア
  1. 和歌山市議会 2019-02-26
    02月26日-03号


    取得元: 和歌山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-07
    平成31年  2月 定例会                平成31年          和歌山市議会2月定例会会議録 第3号           平成31年2月26日(火曜日)     -----------------------------議事日程第3号平成31年2月26日(火)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 議案第1号から同第38号まで第3 議案第39号 平成31年度和歌山市一般会計予算第4 議案第40号 平成31年度和歌山市国民健康保険事業特別会計予算第5 議案第41号 平成31年度和歌山市卸売市場事業特別会計予算第6 議案第42号 平成31年度和歌山市土地造成事業特別会計予算第7 議案第43号 平成31年度和歌山市土地区画整理事業特別会計予算第8 議案第44号 平成31年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計予算第9 議案第45号 平成31年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計予算第10 議案第46号 平成31年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計予算第11 議案第47号 平成31年度和歌山市駐車場管理事業特別会計予算第12 議案第48号 平成31年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計予算第13 議案第49号 平成31年度和歌山市農業集落排水事業特別会計予算第14 議案第50号 平成31年度和歌山市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算第15 議案第51号 平成31年度和歌山市介護保険事業特別会計予算第16 議案第52号 平成31年度和歌山市後期高齢者医療特別会計予算第17 議案第53号 平成31年度和歌山市街路用地先行取得事業特別会計予算第18 議案第54号 平成31年度和歌山市水道事業会計予算第19 議案第55号 平成31年度和歌山市工業用水道事業会計予算第20 議案第56号 平成31年度和歌山市下水道事業会計予算第21 議案第57号 和歌山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第22 議案第58号 和歌山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について第23 議案第59号 行政財産の使用許可に関する使用料条例の一部を改正する条例の制定について第24 議案第60号 和歌山市加太総合交流センター条例の一部を改正する条例の制定について第25 議案第61号 和歌山市協働推進委員会条例の一部を改正する条例の制定について第26 議案第62号 わかやまの底力・市民提案実施事業選考委員会条例を廃止する条例の制定について第27 議案第63号 和歌山市男女共生推進センター条例の一部を改正する条例の制定について第28 議案第64号 和歌山市廃棄物の減量推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定について第29 議案第65号 和歌山市霊きゆう自動車使用条例の一部を改正する条例の制定について第30 議案第66号 和歌山市斎場条例の一部を改正する条例の制定について第31 議案第67号 和歌山市夜間・休日応急診療センター条例の一部を改正する条例の制定について第32 議案第68号 和歌山市保健所条例の一部を改正する条例の制定について第33 議案第69号 和歌山市手数料条例の一部を改正する条例の制定について第34 議案第70号 和歌山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第35 議案第71号 和歌山市西庄ふれあいの郷条例の一部を改正する条例の制定について第36 議案第72号 和歌山市あいあいセンター条例の一部を改正する条例の制定について第37 議案第73号 和歌山市ふれ愛センター条例の一部を改正する条例の制定について第38 議案第74号 和歌山市杭の瀬児童・地区福祉センター条例の制定について第39 議案第75号 和歌山市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について第40 議案第76号 和歌山市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定に係る要件を定める条例の制定について第41 議案第77号 和歌山市勤労者総合センター条例の一部を改正する条例の制定について第42 議案第78号 和歌山市観光桟橋条例の一部を改正する条例の制定について第43 議案第79号 和歌山城条例の一部を改正する条例の制定について第44 議案第80号 和歌山市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定について第45 議案第81号 和歌山市立博物館条例の一部を改正する条例の制定について第46 議案第82号 和歌山市指定文化財湊御殿条例の一部を改正する条例の制定について第47 議案第83号 和歌山市民会館条例の一部を改正する条例の制定について第48 議案第84号 和歌山市立和歌の浦アート・キューブ条例の一部を改正する条例の制定について第49 議案第85号 和歌山市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について第50 議案第86号 和歌山市立市民スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について第51 議案第87号 和歌山市立つつじが丘テニスコート条例の一部を改正する条例の制定について第52 議案第88号 和歌山市立市民温水プール条例の一部を改正する条例の制定について第53 議案第89号 和歌山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について第54 議案第90号 和歌山市農業及び漁業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について第55 議案第91号 和歌山市営土地改良事業等賦課金等徴収条例の一部を改正する条例の制定について第56 議案第92号 和歌山市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について第57 議案第93号 和歌山市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について第58 議案第94号 和歌山市立青少年国際交流センター条例の一部を改正する条例の制定について第59 議案第95号 和歌山市立小学校、中学校及び義務教育学校教科用図書の採択に関する条例の一部を改正する条例の制定について第60 議案第96号 和歌山市営定期駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第61 議案第97号 和歌山市準用河川条例の一部を改正する条例の制定について第62 議案第98号 和歌山市地域汚水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について第63 議案第99号 和歌山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第64 議案第100号 和歌山市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第65 議案第101号 和歌山市道路附属物自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第66 議案第102号 和歌山市営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について第67 議案第103号 和歌山市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について第68 議案第104号 和歌山市火災予防条例及び和歌山市排出水の色等規制条例の一部を改正する条例の制定について第69 議案第105号 和歌山市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について第70 議案第106号 和歌山市工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について第71 議案第107号 和歌山市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定について第72 議案第108号 和歌山市下水道条例の一部を改正する条例の制定について第73 議案第109号 和歌山市中央終末処理場屋上スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について第74 議案第110号 指定管理者の指定について第75 議案第111号 包括外部監査契約の締結について第76 議案第112号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について     -----------------------------会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第1号から同第38号まで日程第3 議案第39号 平成31年度和歌山市一般会計予算から日程第76 議案第112号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてまで     -----------------------------出席議員(38名)  1番  林 隆一君  2番  山野麻衣子君  3番  中村朝人君  4番  堀 良子君  5番  西風章世君  6番  園内浩樹君  7番  永野裕久君  8番  中村元彦君  9番  浜田真輔君 10番  中谷謙二君 11番  丹羽直子君 12番  浦平美博君 13番  上田康二君 14番  吉本昌純君 15番  松坂美知子君 16番  姫田高宏君 17番  中塚 隆君 18番  薮 浩昭君 19番  奥山昭博君 20番  山本忠相君 21番  井上直樹君 22番  芝本和己君 23番  古川祐典君 24番  戸田正人君 25番  松井紀博君 26番  尾埼方哉君 27番  南畑幸代君 28番  森下佐知子君 29番  中尾友紀君 30番  松本哲郎君 31番  北野 均君 32番  山田好雄君 33番  野嶋広子君 34番  宇治田清治君 35番  寒川 篤君 36番  山本宏一君 37番  遠藤富士雄君 38番  佐伯誠章君   ---------------説明のため出席した者の職氏名 市長         尾花正啓君 副市長        森井 均君 副市長        小林弘史君 市長公室長      瀬崎典男君 総務局長       森 泰之君 危機管理局長     嶋本智行君 財政局長       三橋 郁君 市民環境局長     和田年晃君 健康局長       佐伯正季君 福祉局長       川埼秀行君 産業交流局長     有馬専至君 都市建設局長     鈴木 豪君 会計管理者      中西 歩君 教育長        原 一起君 教育局長       津守和宏君 消防局長       山下直樹君 公営企業管理者    富松 淳君 企業局長       白井光典君 選挙管理委員会委員長 川端正展君 代表監査委員     森田昌伸君 人事委員会委員長   水野八朗君   ---------------出席事務局職員 事務局長       中野光進 事務局副局長     幸前隆宏 議事調査課長     中西 太 議事調査課副課長   柳本真也 議事班長       藤井一成 企画員        竹下裕威 事務主査       國定正幹 事務主任       平岡直樹 事務主任       中本庸介 事務副主任      中西真央   ---------------          午前11時00分開議 ○議長(松井紀博君) ただいまから本日の会議を開きます。   --------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松井紀博君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において   吉本昌純君   中尾友紀君   姫田高宏君 以上3君を指名します。   --------------- △日程第2 議案第1号から同第38号まで ○議長(松井紀博君) 次に、日程第2、議案第1号から同第38号までの38件を一括議題とします。 ただいま議題となりました38件についての各委員長の報告を求めます。総務副委員長堀良子君。--4番。 〔総務委員会副委員長堀 良子君登壇〕(拍手) ◆4番(堀良子君) [総務委員会副委員長]総務委員会の報告をいたします。 去る2月20日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、2月22日に危機管理局、四局・出納室、総務局、市長公室、財政局の順に審査の上、同日、討論、採決をとり行い、議案第1号は賛成多数をもって、また、議案第31号は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、各部局の審査における主な質疑項目を申し上げます。 まず、危機管理局における付託議案審査において、総合防災費中、防災活動費補助金の減額補正について質疑がありました。 次に、四局・出納室における付託議案審査において、市長選挙費の減額補正について質疑がありました。 次に、総務局における付託議案審査において、一般管理費中、退職手当の増額補正について、情報システム管理費の減額補正について、それぞれ質疑がありました。 次に、市長公室における付託議案審査において、観光地等空家活用推進事業の繰り越しについて質疑がありました。 最後に、財政局における付託議案審査において、一般管理費中、管理委託料の減額補正について、一般管理費中、返礼品発送委託料の増額補正について、それぞれ質疑がありました。 以上が審査の概要であります。 なお、付託議案に対する質疑の詳細については、事前にお手元に配付の委員会会議録のとおりであります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(松井紀博君) 次に、厚生副委員長西風章世君。--5番。 〔厚生委員会副委員長西風章世君登壇〕(拍手) ◆5番(西風章世君) [厚生委員会副委員長]厚生委員会の報告をいたします。 去る2月20日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、2月21日に健康局、福祉局、市民環境局中、市民部、環境部の順に審査の上、同日、討論、採決をとり行い、議案第1号、同第12号から同第14号まで、同第22号、同第31号の6件は全会一致をもって、議案第2号、同第7号、同第8号、同第19号から同第21号まで、同第23号、同第24号の8件は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、各部局の審査における主な質疑項目を申し上げます。 まず、健康局における付託議案審査において、今福霊園整備事業について、議案第22号、和歌山市園部毒物混入事件被害者健康管理基金条例を廃止する条例の制定について、保健所費中、時間外勤務手当の増額補正について、議案第2号、平成30年度和歌山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第13号、平成30年度和歌山市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第19号、和歌山市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定を初め、議案第20号、議案第21号の共生型サービスに関する新たな規定が追加されたことに伴う3件の条例の一部改正について、それぞれ質疑がありました。 最後に、福祉局における付託議案審査において、議案第24号、和歌山市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について質疑がありました。 以上が審査の概要であります。 なお、付託議案に対する質疑の詳細については、事前にお手元に配付の委員会会議録のとおりであります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(松井紀博君) 次に、経済文教委員長中谷謙二君。--10番。 〔経済文教委員会委員長中谷謙二君登壇〕(拍手) ◆10番(中谷謙二君) [経済文教委員会委員長経済文教委員会の報告をいたします。 去る2月20日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、2月21日に産業交流局及び農業委員会、教育委員会の順に審査の上、同日、討論、採決をとり行い、議案第1号、同第3号、同第31号、同第32号の4件は賛成多数をもって、また、議案第10号、同第11号、同第29号、同第35号の4件は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、各部局の審査における主な質疑項目を申し上げます。 まず、産業交流局及び農業委員会における付託議案審査において、農業振興費中、被災農業者経営体育成支援事業補助金の増額補正について、文化振興費中、時間外勤務手当の増額補正について、議案第3号、平成30年度和歌山市卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)中、整備工事請負費の増額補正について、同特別会計補正予算における市場使用料の減額補正について、体育館費及び市民温水プール費における整備工事請負費の減額補正について、繰越明許費における市民会館(仮称)市民文化交流センター整備事業について、わかちか広場男子便所給水管の破損による漏水分の光熱水費について、それぞれ質疑がありました。 次に、教育委員会における付託議案審査において、放課後児童健全育成費中、国県支出金返還金について、学校給食管理運営事業について、それぞれ質疑がありました。 以上が審査の概要であります。 なお、産業交流局及び農業委員会の審査過程において、中央卸売市場の再整備に伴う総合食品センター及び附帯施設に要する工事請負費に関する補正予算について、当局は、9月議会の段階で、実施設計が完了する前に、国からの補助金応募に合わせて工事請負費に係る補正予算を計上し、議会の議決を得ていたが、昨年12月の時点で実施設計をもとに精査した結果、既に工事費の総額が予算額を超過し、予算不足が生じることを認識していたにもかかわらず、総合食品センター棟建てかえ工事及び機械設備工事を一部先行して発注し、仮契約を締結した上で今議会に工事請負契約の締結を求める議案を提出し、あわせて、工事請負費の不足額に係る補正予算案を提出するなど、本来、予算の議決を得て、その範囲内で事務手続を行うべきであるにもかかわらず、議会手続や事務手続を逸脱した手法で事務を進めていることが明らかとなった。 こうした予算計上のあり方や事務手続の進め方は、到底看過することができない問題であり、議会の審議権と議決権を脅かすかのようなゆゆしき事態である。 加えて、当該事案のみならず、現在、進められている各種事業においても予算のあり方や事務手続等、議会への説明、報告に関して、不手際や問題が散見されることから、当局においては、いま一度、議会への説明責任と議会議決の重みを十分認識した上で、今後の行政運営に当たられるよう強く求める。 以上、経済文教委員会の総意として、上記、意見を付することとする。 なお、付託議案に対する質疑の詳細については、事前にお手元に配付の委員会会議録のとおりであります。 以上で当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(松井紀博君) 次に、建設企業副委員長中村元彦君。--8番。 〔建設企業委員会委員長中村元彦君登壇〕(拍手) ◆8番(中村元彦君) [建設企業委員会副委員長]建設企業委員会の報告をいたします。 去る2月20日の本会議において、当委員会に付託された議件につきましては、2月22日に消防局、企業局、都市建設局中、建設総務部及び道路河川部、建築住宅部及び都市計画部の順に審査の上、同日、討論、採決をとり行い、議案第1号、同第4号、同第6号、同第30号、同第36号、同第37号の6件は賛成多数をもって、また、議案第5号、同第9号、同第15号から同第18号まで、同第25号から同第28号まで、同第31号、同第33号、同第34号、同第38号の14件は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決しましたので、お手元に配付の報告書写しのとおり、議長まで報告した次第であります。 以下、各部局の審査における主な質疑項目を申し上げます。 まず、企業局における付託議案審査において、議案第16号、平成30年度和歌山市水道事業会計補正予算(第2号)における給水収益中、水道料金の減額補正について、議案第17号、平成30年度和歌山市工業用水道事業会計補正予算(第2号)における原浄水施設新設改良費中、設計業務等委託料の減額補正について、固定資産売却代金中、土地売払代金の増額補正について、それぞれ質疑がありました。 次に、都市建設局中、建設総務部及び道路河川部における付託議案審査において、議案第38号、工事請負契約の締結について質疑がありました。 最後に、都市建設局中、建築住宅部及び都市計画部における付託議案審査において、土地造成事業費中、土地造成事業特別会計繰出金の増額補正について、住宅管理費中、住宅耐震診断委託料及び住宅耐震改修補助金の減額補正について、議案第6号、和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第30号、指定管理者の指定について、繰越明許費における住居表示整備事業及びまちなか再生計画推進事業について、それぞれ質疑がありました。 以上が審査の概要であります。 なお、付託議案に対する質疑の詳細については、事前にお手元に配付の委員会会議録のとおりであります。 何とぞ同僚各位の御賛同をお願いして、当委員会の報告を終わります。(拍手) ○議長(松井紀博君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井紀博君) 質疑なしと認めます。 討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。松坂美知子君。--15番。 〔15番松坂美知子君登壇〕(拍手) ◆15番(松坂美知子君) 日本共産党市会議員団を代表して、議案第1号から第4号まで、第6号から第8号まで、第19号から第21号まで、第23号、第24号、第30号から第32号まで、第36号、第37号の17件に反対の立場から討論をいたします。 議案第1号、平成30年度和歌山市一般会計補正予算(第6号)について。第2款総務費、第7項文化スポーツ費中、体育館費及び市民温水プール費において、体育施設の改修、撤去にかかわる減額は単なる契約差金ではなく、予算の見積もりが必要経費より多かったことによるもので、結果として起債が減ったとはいえ予算計上の時点でどうだったのか、チェック体制とともに甘い見積もりだったと言わざるを得ません。 第7款土木費、第8項住宅費中、土地造成事業費において、繰出金7億円は、毎年度最終補正で計上されています。販売促進のためとは言いつつも、今年度販売目標10区画に対し販売は6区画にとどまっています。必要な予算は当初で組むべきです。 第9款教育費、第6項社会教育費中、放課後児童健全育成費において、国への返還額が生じているのは、土曜日の保育が第2、第4しか実施されていないことにより利用が少ないためということでした。そもそも、全ての土曜日を開設していないことにより、不便さから利用できないとの声もあります。子供たちや保護者の声を聞いて拡充するべきだと考えます。 同じく第3項中学校費中、中学校管理費、業務委託料の減額は、中学校給食において、喫食率が見込みを下回ったことによるものです。喫食率が14.2%と年々下がってきているのは、全員給食への要望があったにもかかわらず経費節減を優先した結果であり、抜本的改善が求められます。 以上の問題点が含まれているため、第1号には賛成できません。 議案第2号、国民健康保険事業特別会計補正予算について。歳入における国保料は、前年度と比べて当初予算でも少なくなっていましたが、それをさらに減額するものです。結果として繰越金が多かったということはありますが、国保料の歳入を減額できるのであれば、賦課する国保料も引き下げるべきだと考えます。 議案第3号、卸売市場事業特別会計補正予算について。中央卸売市場総合食品センター及び附帯施設に要する工事請負費の増額が計上されています。予算の持ち方を、必要経費を積み上げた結果における実施設計に基づくものではなく、国の補助金ありきの逆算で行った結果もたらされた予算不足であるとのことでした。本来の順序を逆にして事業を先行させ、不足分を後で計上するというような補正予算のあり方は到底認められません。加えて、このような拙速なやり方で進められる事業は、果たして市民の望む内容になるのか疑問です。 議案第4号、土地造成事業特別会計補正予算について。議案第1号で申し上げた理由により、賛成できません。 続いて、議案第6号、住宅改修資金貸付事業特別会計補正予算、議案第7号、住宅新築資金貸付事業特別会計補正予算、議案第8号、宅地取得資金貸付事業特別会計補正予算、以上の3つの議案は、いずれも貸付金の回収が遅々として進んでいません。借りたものは返すのが当然であり、公平・公正の観点からも賛成できません。 議案第19号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、続いて、議案第20号、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、議案第21号、指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、以上の3つの議案は、介護事業所が申請をすれば障害福祉サービスを提供できる共生型サービスを創設するものです。障害者の65歳問題の大もとは、65歳になれば介護保険に移行させられるところにあります。共生型サービスでは根本的解決につながらないため、反対です。 議案第23号、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について。進学準備給付金の支給について異議はありませんが、いわゆるマイナンバー制度に組み込むということについては、この制度が情報漏えいが懸念されているにもかかわらず進められているもので、賛成できません。 議案第24号、指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について。この議案は、障害福祉サービスの事業所が申請をすれば、介護サービスを提供できる共生型サービスを行えるようにするもので、さきに述べた理由により、賛成できません。 議案第30号、指定管理者の指定について。これは本町地下駐車場の指定管理者を紀州まちづくりグループに定めようとするものです。周辺に福祉施設があることを考えれば、特に安心して利用できる駐車場であるべきで、そのためにも市の直営とするべきだと考えます。 議案第31号、一般会計補正予算(第7号)、繰越明許費には、市民会館の整備工事の入札不調によるおくれも含まれています。市民会館につきましては、金額や実施設計のあり方など種々問題があり、賛成できません。 議案第32号、卸売市場事業特別会計補正予算については、議案第3号で述べた補正予算の繰り越しにかかわる内容であり、同様の理由で賛成できません。 議案第36号、中央卸売市場総合食品センター棟建替他工事の請負契約の締結について、議案第37号、中央卸売市場総合食品センター棟建替他機械設備工事の請負契約の締結について、両契約そのものについて疑義はありませんが、契約に至るまでの経過が議案第3号で述べたように問題があるため、賛成できません。 以上申し上げ、反対討論といたします。(拍手) ○議長(松井紀博君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井紀博君) 討論を終結します。 日程第2の38件を採決します。 まず、議案第1号、同第2号、同第4号、同第6号から同第8号まで、同第19号から同第21号まで、同第23号、同第24号、同第30号、同第31号、同第36号、同第37号の15件を一括して採決します。 この15件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この15件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(松井紀博君) 起立多数。 よって、この15件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、議案第3号、同第32号の2件を一括して採決します。 この2件に対する委員長の報告は、いずれも可決であります。 この2件は、いずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(松井紀博君) 起立多数。 よって、この2件は、いずれも委員長の報告のとおり可決と決しました。 次に、議案第5号、同第9号から同第18号まで、同第22号、同第25号から同第29号まで、同第33号から同第35号まで、同第38号の21件を一括して採決します。 この21件に対する各委員長の報告は、いずれも可決であります。 この21件は、いずれも各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
    ○議長(松井紀博君) 起立全員。 よって、この21件は、いずれも各委員長の報告のとおり可決と決しました。 お諮りします。 ただいま議案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 しばらく休憩します。          午前11時29分休憩   ---------------          午後1時10分再開 ○議長(松井紀博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。   --------------- △日程第3 議案第39号 平成31年度和歌山市一般会計予算から △日程第76 議案第112号 和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてまで ○議長(松井紀博君) 日程第3、議案第39号、平成31年度和歌山市一般会計予算から日程第76、議案第112号、和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてまでの74件を一括議題とします。 当局から提案理由の説明を求めます。--尾花市長。 〔市長尾花正啓君登壇〕 ◎市長(尾花正啓君) ただいま上程されました諸議案の審議をお願いするに当たり、私の市政に対する所信の一端と、平成31年度当初予算の大綱を申し述べ、市民の皆様、議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと思います。 我が国の経済は、緩やかな回復が続いており、2012年以降、生産年齢人口が451万人減少している中においても、女性や高齢者の就労促進により就業者数が251万人増加するなど、経済の好循環は着実に回りつつあります。また、2020年、訪日外国人旅行者数4,000万人という政府目標達成の兆しが、平成のその先の時代を明るく照らしています。 一方、地方創生をめぐる現状は、人口減少に歯どめがかかっておらず、東京一極集中の傾向も継続しています。また、将来の人口減少と高齢化は依然として深刻な状況です。そのため、本年10月からスタートする幼児教育、保育の無償化を初めとする人づくり革命の推進やAI、IoT、ロボットなどの第4次産業革命がもたらす技術革新等を通じた生産性革命の実現に最優先で取り組むとともに、生涯現役社会の実現に向けた全世代型社会保障制度への取り組みを進めるとしています。 さらに、まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年でもある平成31年度は、地方創生の実現にとって極めて重要な1年となることから、これまでの地方創生の取り組みの成果や課題を調査、分析し、第1期総合戦略の総仕上げに取り組むとともに、Society5.0の実現や持続可能な開発目標--SDGsの達成に向けた取り組みを初めとする社会的変化を見据え、地方創生の新たな展開としての飛躍に向け、次期総合戦略策定の準備が開始されます。 地方創生の一層の推進に当たっては、経済、社会及び環境の統合的向上などの要素を最大限反映するとともに、災害時における重要インフラの機能維持に向けた国土強靱化等、安全・安心に関する取り組みとの連携など、切れ目ない取り組みが進められています。また、平成29年度の国土交通白書によると、若い世代を中心に、地方移住への関心が高まっていることから、東京圏から地方への人の流れの厚みを増すための支援も始まります。 昨年12月に政府から中枢中核都市に選ばれた本市は、こうした機会を捉え、活力ある地域社会を維持する都市として、人口流出の抑止機能に応えていく必要があります。 平成31年度は、平成27年10月に策定した和歌山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の最終年となります。翌年の2020年度には、空き公共施設を活用した大学誘致や耐震性のない公共施設の再編といった、これまで取り組んできた拠点づくりが完了します。現在の取り組みを着実に進めることはもちろん、今後のまちづくりに向けた準備も進めていかなければなりません。総合戦略の検証や次期総合戦略に向けた検討に加え、先端技術の導入の検討を行い、大阪・関西万博が開催される2025年には世界から注目される都市となれるよう、未来の発展に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。 未来の発展に向けては、特に子育て環境や高齢者・障害者福祉の充実、災害対策の強化などに重点的に取り組み、全ての人が生涯にわたり安全・安心に、生き生きと暮らせる町を実現し、それを将来にわたって持続するために必要となる活力として、産業を元気にし、町を活性化させる取り組みをさらに強化させてまいります。 平成31年度予算は、これまで進めてきたさまざまな取り組みにより生まれ始めている町の成長を確固たるものにするとともに、さらなる成長に向けた取り組みを、時代の潮流に乗りおくれることなく進めていくことで本市の発展を築いていきたいという強い思いから、未来の発展につなげる予算と位置づけて予算編成を行いました。 以下、平成31年度の主要事業について、昨年9月の所信で述べた4つのまちの将来像に沿って御説明いたします。 1つ目は、子供たちがいきいきと育つまちです。 子育て環境日本一を目指し、取り組みを強化します。現在、実施しているこども医療費の無償化に加え、幼児教育・保育の無償化や就学援助の充実など、未来を担う可能性に満ちた子供たちへの投資を拡充させるとともに、発達障害や虐待など、子育てに係る相談支援体制を充実させます。また、子供たちの確かな成長を支え、子供たちが未来に大きく羽ばたけるよう、教育環境を充実させるなど、子供を第一にした取り組みを推進します。 現在、市内13カ所に設置されている地域子育て支援拠点施設では、遊びの広場の開放、子育てサークルの支援、子育て相談といった取り組みを通じて、親子の交流拠点としての機能を果たしています。和歌山市駅前再開発ビル内にオープンする新市民図書館には、子育て支援拠点施設に加えて、キッズスペースや屋上広場を設けることで、子供たち、親子、さらには3世代で楽しめる新たなライフスタイルを提供することができます。 また、地域の皆様が主体となって運営されている子供食堂の輪が広がっています。地域の人々と子供たちの交流拠点となるよう、各コミュニティセンターにおける場所の提供やホームページ等を通じた広報などにより支援してまいります。 本町小学校跡地では、こども総合支援センターと(仮称)本町認定こども園の複合施設の建設に着手しており、2020年1月には、こども総合支援センターが移転できるよう進めています。移転に伴う施設の拡充と専門職員の増員により、子ども家庭総合支援拠点として、よりきめ細かな相談や支援が可能となり、子育てに関する不安解消に加えて、児童虐待の未然防止や早期発見につなげてまいります。 また、小学校入学に向け、私立保育所での5歳児相談を新たに追加し、発達相談体制の充実を図ります。 待機児童ゼロに向けては、引き続き、私立認定こども園等の整備を支援するとともに、2020年4月に公立で初の開園となる認定こども園の整備を進めます。(仮称)本町認定こども園では、障害児への特別支援教育・特別保育に注力するなど支援環境が充実した園を、(仮称)芦原認定こども園では、一時預かり室や子育て支援室を確保し、在園児以外も広く活用できる地域に開かれた園を目指します。公立の認定こども園の整備により閉園となる保育所等は、子供から高齢者まで幅広く使える地域の交流拠点とするなど、活用方法の検討を行います。 また、若竹学級においても、待機児童ゼロを継続できるよう、利用者の増加に対応した教室の整備を行います。 教育の機会均等を図り、子供の学びを支えるため、就学援助を充実させます。国基準を大きく下回っていた学用品費等の支給額を現在の国基準にまで一気に引き上げるとともに、入学時期の負担軽減を図るため、小学校新1年生の新入学学用品費の支給を入学前に前倒しします。 また、核家族化や地域のつながりの希薄化などにより、家庭や地域の教育力の低下が見られ、子育てや教育について不安を持つ家庭がふえてきています。学校が保護者や地域住民とともに知恵を出し合い、連携、協力し、子供たちの成長を支える、地域とともにある学校づくりの実現に向けて、平成29年度から導入を進めてきたコミュニティ・スクールは、平成31年度で全ての市立学校への設置が完了します。導入3年目を迎える学校による実践発表を通じて、各校における具体的な取り組みにつなげ、魅力ある学校と地域づくりを促進します。さらに、身近な地域で保護者が家庭教育に関する学習や相談ができるよう、家庭教育支援サポーターを養成します。 平成30年度の全国学力・学習状況調査の結果によると、本市の中学校については、依然として全国平均より低い状況であることから、学び合いの授業づくりの研究を推進し、教員の実践的指導力を向上させるとともに、放課後の補充学習やICTを活用したわかりやすい授業展開により、学力の向上を図ります。また、全ての児童生徒が自分の体力に関心を持ち、運動習慣の定着を促進するため、引き続きパワーアップチャレンジ手帳を活用した健やかな体を育む教育を推進します。 近年の夏場の厳しい暑さは、学校における学習環境の悪化を招き、子供たちの学習面や健康面への影響が危惧される事態となっています。また、学校施設は、児童生徒の学習の場であると同時に、災害時には地域の避難所としての役割も担っていることから、普通教室に引き続き、特別教室や体育館への空調の設置を計画的に進めるとともに、耐震性と浄水機能を有するプールの整備を進め、健康的で快適な教育環境と防災機能の向上を図ります。 2つ目は、誰もが暮らしやすいまちです。 現在、和歌山市が住みやすい町だと感じる市民の割合は80%以上となり、総合戦略の数値目標を上回っている状況にあります。人生100年時代を見据え、障害の有無にかかわらず、子供から現役世代、高齢者まで、全ての市民が安心して生活できる環境づくりを推進するとともに、さまざまな災害に強いまちづくりを進めるなど、安全・安心、快適に暮らせる持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。 本市では、WAKAYAMAつれもて健康体操など、住民同士のつながりを中心とした健康づくりの普及、啓発に取り組んできた結果、地域住民の健康づくりに対する意識が高まってきました。これをさらに広げ、昨年末で約5,000人であった介護予防のために立ち上がった自主グループの活動者数を、団塊の世代が75歳を迎える2025年までに2倍以上の1万1,000人とすることを目標として取り組みます。 ことし11月には、ねんりんピック紀の国わかやま2019が開催され、本市でも4競技が実施されます。開催を通じ、高齢者を中心とする市民の健康増進と生きがいづくりの機運を高めるとともに、その機運をワールドマスターズゲームズ2021関西につなげるなど、生涯スポーツの振興をなお一層推進してまいります。 昨今、地域のつながりの希薄化などにより、支え合いの機能が低下している一方、市民の抱える福祉ニーズは多様化、複雑化している状況にあります。こうした課題に対し、地域全体で支える力を再構築し、より幅広く地域課題の解決を図るため、平成30年度には市内全15圏域への生活支援コーディネーターの配置が完了しました。平成31年度は、市内42地区で、子育て、見守り、生活など、地域での困り事や課題に対し、ボランティアなどの住民団体の課題解決力の強化と包括的な相談支援体制を構築する「我が事・丸ごと」の地域づくりを推進することで、高齢者、障害者、子供など、地域の誰もがより安心して暮らせる社会を目指します。 障害を理由とする差別の解消を推進し、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害のある方が円滑に意思表示やコミュニケーションを行うことができるよう、意思疎通支援の充実を図ります。さらに、障害者の働く場の確保や開拓などの就労支援、施設のバリアフリー化などの取り組みにより、障害のある方の自立と社会参加を促進します。また、全ての市民の人権が守られるよう、人権教育や啓発など、総合的な人権施策を推進します。 生活に潤いと安らぎをもたらしてくれる動物の存在は、ともに暮らし、時に心を通い合わせる人生のパートナーとなっています。(仮称)動物愛護センターのオープンを契機に、さらなる動物愛護思想の普及啓発と保護動物の譲渡により、犬・猫の殺処分ゼロに取り組むとともに、人と動物が共生できる社会の実現を目指します。 近年、モータリゼーションの進展は、日常生活における自動車の依存を高め、人口減少と相まって路線バス利用者は減少傾向にあり、減便や廃止となる路線がふえつつあります。路線バスの利用促進とキャッシュレス化による外国人観光客の市内移動の負担軽減を図るため、バス事業者の交通系ICカードシステム導入を支援します。 加太地区デマンド型乗合タクシーについては、利用啓発により地域への定着を図りながら、利用者ニーズ等実情に応じた柔軟な運行方式も視野に、デマンド交通のメリットが最大限発揮できるよう、地域に根差したサービスの向上に努めます。さらに、路線が廃止となるなど、交通網が行き届いていない地域への新たな交通手段として地域バス導入に向けた検討を進めるとともに、公共交通ネットワークの形成状況を踏まえた効果的なLRTなど、新交通システムの導入可能性を研究します。 産業、生活、安全の基盤となる道路網に関しては、安全で移動しやすい町の形成に向け、引き続き都市計画道路の整備を推進するとともに、橋梁の長寿命化等の取り組みを進めます。また、国道42号和歌浦地区については、国からの受託により、道路拡幅、歩道整備を促進してまいります。 昨年、大きな自然災害が相次ぎ、本市に甚大な被害をもたらしました。集中豪雨による浸水被害を最小限に食いとめるため、永山川、平尾川の整備を推進するとともに、整備を進めてきた前代川については、平成31年度の完了を目指します。また、浸水被害区域の早期解消に向け、ポンプ場などの雨水排水施設の整備を推進するとともに、国土強靱化緊急対策により、新六箇井堰の完全撤去など、紀の川の治水対策と内水対策に取り組むよう国に働きかけてまいります。さらに、災害対応力を高めるため、引き続き可聴範囲の拡大のための防災行政無線の再整備を進めるとともに、災害医療体制を強化します。 大規模化、多様化する自然災害に対し、被害を最小限に抑えるため、地域ぐるみの助け合いのもと、自力避難が困難で、特に支援を必要とする方々の安否確認や避難支援に役立つ災害時要援護者登録名簿の活用などにより、先導的な取り組みを行う地区をモデルとして選定し、災害種別や地域の実情に応じた避難支援体制づくりを促進します。発災時の各部局の役割や対応事項を再確認するため、災害対応体制の整備を行うほか、防災対策に係るマニュアル等の策定や見直しを行います。 また、巨大地震等による住宅等の災害対策を強化します。未耐震住宅の全戸・戸別訪問を通じた普及啓発等を継続し、耐震改修等を促進するとともに、公共施設を含め、道路に面した危険なブロック塀の改修を推進します。 空き家による市民の生命、財産に対する危険性を取り除き、住環境の改善及び地域の活性化を図ります。特定空き家等の所有者への指導、勧告等を強化し、危険な空き家の除却を促します。また、空き家の発生の未然防止に向けた啓発に努め、利活用が可能な空き家については、引き続き空き家バンクへの登録促進等による流通の活性化を図るとともに、地域防災活動や子育て支援活動等の多世代交流の場としての活用も支援します。 3つ目は、働ける・働きたいまちです。 2025年の大阪・関西万博の開催が決まり、本市を世界各国にアピールできるビッグチャンスと捉え、今後、イノベーションが本市で創出されるよう、起業の支援や先端技術導入に向けた取り組みを進めます。 本市を訪れる国内外からの観光客が増加する中、本市での滞在がよき思い出となり、再び訪れていただけるよう、おもてなしの充実と受け入れ態勢の強化に取り組みます。 地域産業の活性化に向けては、企業立地促進奨励金制度による先端設備導入や増設等への支援を図るとともに、IT・IoT化に関するセミナーや相談会を開催するなど、企業の生産性向上を後押しします。 産業を支える人の確保に向けては、今後、開学される大学を含めた教育機関との連携等により、若者や学生の市内就職を促進します。また、今後も増加が見込まれる外国人労働者に係る就労、生活、語学などの対策に取り組むとともに、東京圏から和歌山市内に移住して起業や就職をする方を支援することで、国外、県外からの労働力を本市に呼び込み、人材不足の解消につなげ、さらには交流の輪を広げることにより、新しい活力につなげていきたいと考えています。 本市と提携を結ぶ姉妹都市、友好都市や台湾、イタリアのアマルフィ市などとの交流をこれからも進めるとともに、交流を通じた本市の観光PRや農産物等の販路開拓を実施し、国際戦略を推進します。 農林水産業においては、和歌浦漁港内での地元水産物販売促進に加え、雑賀崎漁港への集客と活性化を図るため、漁協の海上釣り堀整備への支援を行うほか、船上販売等への来訪者のためのトイレを整備します。また、市民の方々が農業に接する機会をふやすため、市民農園の開設を支援します。 さらに、農・水産物の魅力発信拠点の整備と活用を進めます。四季の郷公園においては、和歌山南スマートインターチェンジの開通に伴うアクセス向上により、さらなる集客が見込まれることから、農産物直売所やレストラン、バーベキュースペースを配置した地元農産物の味覚を楽しめる道の駅のオープンを目指します。中央卸売市場においては、再整備を着実に進め、産地との連携強化や多様化する消費者のニーズへの的確な対応を図るとともに、地域の特産品の販売等を行う道の駅についても整備を進めます。また、余剰地については、市場や道の駅と連携しながら、にぎわいに寄与する活用や運用を具体化します。 観光客をこれまで同様、着実に増加していけるよう、心のこもったおもてなしと快適な環境を整備することで、受け入れ態勢の充実や魅力の向上を図ります。 今年8月16日には、和歌山港で初入港となる10万トンを超えるクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセスが寄港します。和歌山城など市内観光への誘導により消費拡大へつなげるとともに、寄港時等のおもてなしにより、リピーターの増加につなげてまいります。 また、ねんりんピック紀の国わかやま2019においても、全国から訪れる選手、監督や関係者をお迎えし、たくさんの来場者に和歌山ファンになっていただけるよう、歓迎イベントやミニ観光ツアーの企画を進めてまいります。また、本市の玄関口であるJR和歌山駅と南海和歌山市駅のタクシー乗り場を優良タクシーに限定する取り組みを進めることで、おもてなしの向上を図ります。 一方、国内外の観光客の方々に快適で充実した時間を過ごしていただくための取り組みとして、キャッシュレス決済の導入を促進することで、電子決済が主流である外国人観光客の利便性向上のみならず、業務効率化や顧客ニーズの分析強化につなげます。また、観光地それぞれの特色を生かした観光商品を造成するとともに、食、体験、観光、交通を組み合わせた市内周遊クーポン券の開発への支援を行います。 本市には、和歌の浦、加太という世界に誇れる観光地があり、それぞれ個性的で魅力ある自然、歴史、文化、食等を有しており、これらをさらに磨き上げ、国内外に向けて発信できるよう施策を展開してまいります。 「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に認定された和歌の浦・紀三井寺の魅力を引き続き国内外に発信するとともに、和歌の浦を海から体感してもらうための観光遊覧船の導入を支援します。観光客を受け入れる拠点として、不老橋付近の古民家を活用したガイダンス施設の整備を進めます。また、公園の整備や道路の美装化、無電柱化を推進するとともに、文化財の活用促進を図ることで、歴史ある町並み景観を磨き上げます。 加太地域では、東京大学加太分室や青少年国際交流センターを拠点として、大学や地域の方々と連携したまちづくり、子供たちを交えた文化・芸術活動など、新たな交流が生まれています。このような機会を捉え、南海電鉄と連携したリノベーションまちづくりを進めるとともに、地域おこし協力隊による空き家を活用した起業を促進します。また、近年、入島者数が増加傾向にある友ヶ島では、砲台跡などの歴史遺産や豊かな自然を最大限生かすことで、加太の魅力をさらに向上させてまいります。 4つ目は、魅力あふれるまちです。 人口減少に歯どめをかけるためには、子育て施策の推進に加え、転出の抑制や移住、定住など転入施策が重要です。2021年に開催される国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭に向けて完成するさまざまな拠点を生かし、確実に町の活性化につなげるとともに、歴史、文化、スポーツなど、各地域が持つ魅力の向上や住民主体のまちづくりを推進することで、住みたい、住み続けたいと思われる魅力あふれる町を実現してまいります。 今年4月、まちなかで2校目となる和歌山信愛大学教育学部が開学します。また、文部科学省に認可申請している専門職大学が認可されると、2021年には5つの大学がまちなかに開学しており、その後、約2,000人の学生がまちなかで学ぶことになります。フォルテワジマ内にある和歌山市NPO・ボランティアサロンに、学生たちと地域住民、商店街、ボランティアといったさまざまな主体との交流、連携機能を持たせ、和歌山市地域フロンティアセンターとして再始動させることで、町の活性化や地域の課題解決はもとより、学生たちの成長や本市への愛着醸成につなげてまいります。 南海和歌山市駅では、オフィス棟、駐車場棟に続いて公益施設棟が完成し、2020年春にはホテル棟、商業棟が全て完成します。公益施設棟の新市民図書館は、図書館機能に加え、これらの施設との相乗効果を発揮し、多世代間の交流拠点、観光のスタート地点など、さまざまな機能を持つにぎわいの拠点となります。さらに、市駅前広場を多様な活動等でにぎわいをつくる交流空間として整備することで、県都の玄関口にふさわしい拠点に生まれ変わります。 本体工事に着手する(発言する者あり)--市民会館(仮称)市民文化交流センターは、文化、交流、にぎわい発信という3つの拠点機能を発揮し、基本理念である「芸術文化・人に出会う喜びや感動がまちの元気につながる『にぎわいの文化交流拠点』」を実現できるよう準備を進めてまいります。 また、2020年の完成に向け、引き続き友田町4丁目地区、北汀丁地区における再開発事業への支援を行うとともに、新たな拠点整備に向けた検討も進めます。 和歌山城では、扇の芝の整備や大奥、能舞台の復元的整備を着実に進め、人を引きつける魅力ある和歌山城を実現していきます。ことしは、徳川頼宣公が紀州藩初代藩主として入国して400年の節目の年です。和歌山城を中心とした「和歌山公園」の名称を「和歌山城公園」に変更するとともに、紀州徳川家19代目に当たる徳川宜子氏を招いたシンポジウムを開催するなど、本市の歴史、文化を市内外に発信します。 また、移転予定の紀陽銀行和歌山中央支店の跡地を活用した(仮称)和歌山城前広場の整備に着手するとともに、北側の京橋親水公園までの動線となる市道中橋線の無電柱化や歩道整備を進めることで、和歌山城との一体感を生み出し、城下町としての魅力を築いてまいります。さらに、水辺や公園などの公共空間の利活用やリノベーションの推進といった魅力向上に向けた取り組みに加え、まちなか外縁部にある市営駐車場をフリンジ駐車場として位置づけて機能を強化することで、歩いて、食べて、楽しめる、魅力的な歩行者中心のまちなかを目指します。昨年8月に再開した大新地下駐車場に続き、現在、休止している本町地下駐車場についても、パークPFI制度を活用して整備する本町公園と一体的に民間事業者が運営することで、2020年4月の再開に向けて進めてまいります。(仮称)市営北駐車場については、2021年の供用を目指し、引き続き整備を進めます。 また、これから生み出される町のにぎわいが夜間にまで及ぶよう、現在、整備中の市駅前広場や新市民会館では夜間景観に配慮するとともに、市堀川沿いのライトアップなどを進めてまいります。 各地域には、自然、歴史、文化などの魅力があり、それを生かして、各地域の方々により、まちづくり、美化活動、伝統行事、イベントなど、さまざまな活動が行われています。 現在、地域での活動拠点となる施設の整備を進めており、宮前地区では、平成31年度に児童福祉や地域福祉の役割を持った(仮称)杭の瀬児童・地区福祉センターがオープンします。楠見地区では、文化会館、児童館に加えて、雑賀衆などの歴史資料室を兼ね備えた複合施設の本体工事に、名草地区では、南コミュニティセンターでの図書室設置の設計にそれぞれ着手します。今後とも、まちづくり活動への支援や地域における活動拠点の整備を進めることで、本市を元気にするさまざまな活動を促進します。 ねんりんピックの会場にもなっているつつじが丘テニスコートでは、駐車場の拡充に加え、運動もできる総合公園として整備を進めることで、幅広い世代の交流、健康増進の拠点として魅力を高めていきます。 自転車の活用については、3月23日に本市で開催される第1回全国シクロサミットを契機とした機運の醸成やサイクルルートの広域連携を進めるとともに、自転車活用推進計画を策定します。 また、熊野参詣道の世界遺産登録15周年を契機とした本市熊野古道の環境整備を進めるとともに、友ヶ島を起点とした葛城修験道など、本市が持つ歴史的、文化的資産の活用を進めます。 さらに、国民文化祭及び全国障害者芸術・文化祭に向けて組織体制の強化を進め、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、プレイベントを通じて、本市の文化、芸術を国内外に積極的にアピールし、2021年には、地域のさまざまな舞台で文化、芸術を介した交流を生み出せるよう取り組みを進めてまいります。 以上が平成31年度の主要事業です。 この予算の規模は、 一般会計   1,566億8,303万円 特別会計    977億 277万円 公営企業会計  411億5,036万8,000円 総計     2,955億3,616万8,000円 で、前年度に対する増減率は、一般会計で3.8%の増、特別会計で0.2%の減、公営企業会計は1.2%の減となり、全体では1.7%の増となっています。 一般会計の歳出は、青少年国際交流センターの完成などで減となったものの、公立認定こども園、若竹学級、新市民図書館などの子育て、教育、福祉関連施設や新市民会館の整備費、公共施設や民間住宅等の危険なブロック塀の除却などの防災・減災対策費、就学援助の拡充、障害者総合支援などの社会保障費の増により、総額として増となりました。 一方、一般会計の歳入は、市税において、法人市民税で企業収益の増加などによる伸びを見込むほか、基準財政需要額の増により、臨時財政対策債を合わせた実質的な地方交付税も増となり、歳入一般財源の総額としては増加を見込んでいます。 今後とも、事務事業の見直しや事務の効率化を進めるとともに、行財政改革を継続的に推進することによって、効率的で効果的な市政運営を行い、市民にとって不可欠な行政サービスを安定的に提供してまいります。 この新年度予算を、未来の発展につなげる予算と位置づけ、盛り込んだ事業を着実に実行することによって、きらり輝く元気和歌山市の実現を図っていきたいと考えていますので、市民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げますとともに、議員の皆様におかれましては、慎重御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(松井紀博君) 三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕 ◎財政局長(三橋郁君) 議案第39号、平成31年度和歌山市一般会計予算について御説明いたします。 議案書(その4)の5ページをお開き願います。 まず、歳出の部でございます。 第1款議会費8億8,811万5,000円は、議会運営に要する人件費及び議会事務局の事務の執行に要する諸経費。 第2款総務費、第1項総務管理費80億9,691万5,000円は、市長公室、総務局、財政局、危機管理局などに係る予算で、人件費、その他の事務経費及び本庁舎の維持管理に要する諸経費のほか、広報及び広聴活動に必要な諸経費9,061万9,000円、姉妹都市など国際交流等に要する諸経費4,590万6,000円、重要施策に関する調査・研究等に要する諸経費7,517万8,000円、貴志川線設備整備費補助金、バス利便性向上促進補助金など公共交通機関の充実に要する諸経費1億1,783万3,000円、次期情報システムの構築など電子計算事務等に要する諸経費11億5,742万3,000円、防災行政無線の再整備など総合防災対策に要する諸経費4億5,224万円、地域安全対策に要する諸経費7,366万円など。 第2項徴税費16億2,220万5,000円は、固定資産評価審査委員会委員等の報酬、税務職員の人件費のほか、和歌山地方税回収機構への負担金2,946万7,000円、税収入払戻金2億7,000万円、その他市税の賦課徴収等に要する諸経費。 第5項選挙費4億5,682万円は、参議院議員通常選挙費1億1,855万9,000円、県議会議員選挙費7,788万7,000円、市議会議員選挙費1億6,320万7,000円のほか、選挙管理事務に要する人件費等の諸経費。 第8項監査委員費1億1,014万6,000円は、監査委員報酬及び職員の人件費並びに監査事務の執行に要する諸経費。 第9項人事委員会費7,390万円は、人事委員会委員報酬及び職員の人件費並びに人事委員会事務の執行に要する諸経費。 第5款農林水産業費、第1項農業費7億977万5,000円のうち、農業委員会関係の予算は1億575万3,000円で、農業委員会の運営に要する諸経費。 6ページをお開き願います。 第11款公債費166億4,144万4,000円は、長期債の元利償還金及び一時借入金利子。 第12款諸支出金84億9,166万7,000円は、配水管等の安全対策事業に係る水道事業会計への出資金、児童手当に係る補助金並びに下水道事業会計への負担金及び補助金でございます。 第13款予備費7,000万円は、前年度と同額としております。 以上でございます。 〔議長退席、副議長着席〕 ○副議長(芝本和己君) 和田市民環境局長。 〔市民環境局長和田年晃君登壇〕 ◎市民環境局長(和田年晃君) 市民環境局関係の一般会計歳出予算について御説明いたします。 議案書(その4)5ページをお開き願います。 第2款総務費、第3項市民生活費で5億5,222万5,000円を計上しております。これは、市民生活業務に要する人件費及び諸経費2億8,681万4,000円、適正な計量の実施を確保するための定期検査などに要する諸経費158万円、NPO・ボランティア推進事業に要する諸経費2,137万5,000円、美しいまちづくり事業の推進及び啓発に要する諸経費5,233万7,000円、市民サービスの一環として実施する各種相談及び消費者被害防止の啓発活動に要する諸経費2,368万6,000円、自衛官の募集に要する諸経費16万9,000円、支所及び連絡所の管理運営などに要する諸経費1億4,871万4,000円、サービスセンターの管理運営に要する諸経費1,755万円でございます。 次に、第4項戸籍住民基本台帳費で5億5,746万1,000円を計上しております。これは、戸籍及び住民基本台帳などの事務に要する人件費及び諸経費5億5,639万6,000円、本市に在留する中長期在留者の住居地届出など事務に要する諸経費106万5,000円でございます。 次に、第3款民生費、第6項市民福祉費で6億2,758万6,000円を計上しております。これは、隣保館などの管理運営に要する人件費及び諸経費3億6,299万9,000円、平井複合施設の建設工事の整備に要する諸経費8,185万6,000円、人権施策推進に要する人件費及び諸経費1億2,400万2,000円、男女共生推進センターなどの管理運営及び男女共生社会の推進に要する人件費及び諸経費5,872万9,000円でございます。 次に、第4款衛生費、第2項清掃費で47億5,292万8,000円を計上しております。これは、合併浄化槽設置整備促進に要する事業費や廃棄物処理事業の総括管理指導に要する人件費及び諸経費6億3,763万8,000円、じんかいを適正に処理し、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に加え、循環型社会の形成を目指すために要する人件費及び諸経費23億5,503万7,000円、青岸エネルギーセンター、青岸クリーンセンターの管理運営に要する人件費及び諸経費15億6,024万4,000円、青岸汚泥再生処理センターの管理運営に要する人件費及び諸経費2億9,000万円でございます。 次に、第3項環境保全費で1億7,421万3,000円を計上しております。これは、環境負荷の低減に関する企画、啓発、対策などの環境保全事業に要する人件費及び諸経費でございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 森総務局長。 〔総務局長森 泰之君登壇〕 ◎総務局長(森泰之君) 総務局関係の一般会計歳出予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の5ページをお開き願います。 第2款総務費、第6項統計調査費で5,976万8,000円を計上しております。これは、統計調査事務に従事する職員の人件費及び諸経費2,790万1,000円と、全国消費実態調査を初めとする10件の基幹統計調査事業等に要する諸経費3,186万7,000円を計上したものでございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 有馬産業交流局長。 〔産業交流局長有馬専至君登壇〕 ◎産業交流局長(有馬専至君) 産業交流局関係の一般会計歳出予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の5ページをお開き願います。 まず、第2款総務費について御説明いたします。 第7項文化スポーツ費51億14万5,000円は、文化及びスポーツ振興に要する人件費及び事業推進に要する諸経費です。主なものは、文化振興及び文化財保護事業に要する諸経費として4億2,616万8,000円、博物館の管理運営に要する人件費及び諸経費として8,541万9,000円、市民会館の管理運営や市民会館(仮称)市民文化交流センター整備等に要する諸経費として26億9,300万2,000円、和歌の浦アート・キューブの管理運営に要する諸経費として4,965万9,000円、つつじが丘テニスコート周辺整備における駐車場用地の取得及びねんりんピックの開催などスポーツ振興に要する諸経費として15億8,703万4,000円、市民体育館を初めとする3つの体育館、市民スポーツ広場、市民温水プール及びつつじが丘テニスコートの管理運営に要する諸経費として2億5,886万3,000円を計上しています。 続きまして、第5款農林水産業費について御説明いたします。 予算総額15億5,629万5,000円のうち、産業交流局関係は14億5,054万2,000円です。 第1項農業費7億977万5,000円のうち、産業交流局関係は6億402万2,000円を計上しています。主なものは、農業近代化の推進、水田農業構造改革対策事業等に要する人件費及び諸経費として1億5,903万3,000円、農業基盤整備事業として、農業施設の改良、維持修繕などの経費2億3,159万7,000円、農業集落排水事業特別会計への繰出金等として9,595万円を計上しています。 次に、第2項農林緑花費5億9,143万2,000円は、農林業の総合的な振興に要する諸経費で、主なものは、イノシシやアライグマからの被害防止対策、森林機能の保全や森林公園を整備する事業などの諸経費として2,633万1,000円、四季の郷公園等の管理運営やリニューアルに伴うレストラン、農産物直売所等の整備に要する諸経費として5億5,920万1,000円を計上しています。 次に、第3項水産業費2億5,508万8,000円は、水産振興に要する職員の人件費及び諸経費で、主なものは、漁港施設の維持管理等や漁場造成、保全事業等資源管理型漁業の推進に要する諸経費として1億804万7,000円、漁業集落排水事業特別会計への繰出金等として9,114万5,000円を計上しています。 続きまして、第6款商工費について御説明いたします。 予算総額は38億2,053万円です。 まず、第1項商工費26億5,416万9,000円は、産業振興に要する職員の人件費及び事業推進に要する諸経費です。主なものは、企業立地の奨励、促進に要する諸経費として1億2,230万1,000円、新産業の育成や中小企業の販路拡大を支援する諸経費として1,598万6,000円、中小企業者の円滑な資金繰りを図るための各種融資制度の預託金及び利子補給金などの金融対策の諸経費として17億1,698万2,000円、商工業団体及び商工業振興事業に対する助成並びに地域産業の育成やわかちか広場の管理などの諸経費として4,298万1,000円、労働福祉関係では、雇用対策事業に要する諸経費やシルバー人材センター補助金、中小企業勤労者福祉サービスセンター運営交付金及び勤労者総合センターの管理運営費等として1億8,746万1,000円、まちなかの活性化に関する事業に要する諸経費として1,108万9,000円、卸売市場事業特別会計への繰出金として1億1,360万8,000円、プレミアム付商品券事業に要する諸経費として1億5,793万3,000円を計上しています。 続きまして、6ページをお開き願います。 第2項観光費11億6,636万1,000円は、観光及び国際交流の推進に要する職員の人件費及び事業推進に要する諸経費です。主なものは、観光施設の整備及び維持管理、観光誘客対策やコンベンション推進事業など、観光振興を図る事業に係る諸経費として2億8,372万5,000円、和歌山城天守閣を初め和歌山城公園・岡公園の施設整備及び維持管理運営に要する職員の人件費並びに諸経費として6億7,634万7,000円を計上しています。 続きまして、第10款災害復旧費、第1項平成30年度発生農林水産施設災害復旧費8,816万5,000円は、平成30年9月4日の台風21号により被災した漁港施設の護岸等の災害復旧工事請負費です。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 川埼福祉局長。 〔福祉局長川埼秀行君登壇〕 ◎福祉局長(川埼秀行君) 福祉局関係の一般会計歳出予算について御説明申し上げます。 定例市議会議案(その4)の5ページをお開き願います。 第3款民生費、第1項社会福祉費247億5,361万6,000円を計上しています。これは、社会福祉の推進に要する人件費及び諸経費4億5,490万8,000円、身体障害者福祉事業に要する扶助費及び諸経費2億7,245万4,000円、障害者総合支援事業に要する扶助費及び諸経費85億8,878万6,000円、民生委員の各種活動及び民生委員推薦会運営に要する諸経費6,891万1,000円、高齢者福祉の推進に要する諸経費7億8,100万円、福祉医療制度等に要する扶助費及び諸経費24億5,023万円、社会福祉の増進及び福祉施設・事業の助成に要する諸経費1億3,488万7,000円、福祉交流館、ふれ愛センター及び西庄ふれあいの郷の管理運営に要する諸経費1億4,257万7,000円、保険事業等に要する人件費及び諸経費5億664万3,000円、指導監査事業に要する諸経費455万1,000円、介護保険事業特別会計繰出金57億7,844万7,000円、後期高齢者医療制度に要する諸経費55億7,022万2,000円でございます。 第2項生活保護費179億6,219万3,000円を計上しています。これは、生活保護施行事務等に要する人件費及び諸経費8億4,422万円、被保護世帯に要する扶助費171億1,797万3,000円でございます。 第3項児童福祉費216億5,662万4,000円を計上しています。これは、児童福祉の推進に要する人件費及び諸経費12億374万6,000円、児童に要する扶助費等91億6,767万9,000円、児童福祉施設の入所に要する諸経費3億5,760万円、児童保育の推進に要する諸経費76億1,958万1,000円、市立保育所等の管理運営、整備に要する人件費及び諸経費30億7,165万3,000円、児童館の管理運営、整備に要する人件費及び諸経費2億3,442万2,000円、母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計への繰出金194万3,000円でございます。 第4項災害救助費1,221万3,000円を計上しています。これは、災害見舞金及び災害救助に要する諸経費です。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 佐伯健康局長。 〔健康局長佐伯正季君登壇〕 ◎健康局長(佐伯正季君) 健康局関係の一般会計歳出予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の5ページをお開き願います。 第3款民生費、第5項年金保険費37億8,078万8,000円は、国民年金等事務取扱いに要する人件費及び諸経費5,383万9,000円、国民健康保険事業特別会計繰出金37億2,694万9,000円でございます。 第4款衛生費、第1項保健衛生費35億2,408万9,000円は、保健衛生業務に要する諸経費1,867万8,000円、斎場の管理運営に要する人件費及び諸経費2億5,180万3,000円、今福霊園等の維持管理及び整備に要する諸経費5,811万5,000円、眼疾患予防事業に要する諸経費163万8,000円、地域医療及び健康危機管理対策に要する諸経費1億4,315万2,000円、保健所事業に要する人件費及び諸経費9億5,272万3,000円、保健センターの管理運営及び地域健康づくり推進事業などに要する諸経費2,725万4,000円、予防接種事業及び感染症の予防に要する諸経費10億1,590万7,000円、妊産婦及び乳幼児健康診査などに要する諸経費5億8,188万6,000円、結核予防対策に要する諸経費3,199万円、生活習慣病対策に要する諸経費2億1,961万4,000円、食品取り扱い施設の監視・指導及び食品の検査などに要する諸経費585万8,000円、犬の登録、狂犬病の予防、動物の保護及び動物愛護センター整備などに要する諸経費6,359万3,000円、害虫の駆除及び環境衛生監視指導などに要する諸経費416万5,000円、衛生研究所における各種試験検査、調査研究などに要する人件費及び諸経費1億4,771万3,000円。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 鈴木都市建設局長。 〔都市建設局長鈴木 豪君登壇〕 ◎都市建設局長(鈴木豪君) 都市建設局関係の一般会計歳出予算について御説明いたします。 議案書(その4)の6ページをお開き願います。 第7款土木費156億1,580万4,000円、第1項土木管理費は9億7,751万6,000円を計上しています。その内訳としましては、土木総務事業に要する人件費及び諸経費として7億3,830万1,000円、和歌山駅、和歌山市駅、紀三井寺駅及び和歌山大学前駅の駅前広場等の維持管理等に要する諸経費として5,504万5,000円、地籍調査事業に要する諸経費として1億8,417万円の計上です。 次に、第2項道路橋梁費は39億1,019万3,000円を計上しています。その内訳としましては、道路事業に要する人件費並びに市道及び道路附属施設の管理事務に要する諸経費として4億9,141万1,000円、市内各所の道路、橋梁の維持補修に要する諸経費及び橋梁長寿命化等に要する諸経費として9億6,049万2,000円、生活道路の改良を図るための道路新設改良事業及び緊急避難道路等整備事業に要する諸経費として2,300万円、また、市駅湊線の河西橋及び砂山手平線の魁橋のかけかえを初め26路線の整備、砂山・今福のまちづくりに係る砂山コミュニティ緑道の整備など地方道の整備に要する諸経費として23億5,553万2,000円、交通安全施設整備事業に要する諸経費として7,975万8,000円の計上です。 次に、第3項河川費は3億8,220万8,000円を計上しています。その内訳としましては、市管理の31河川の管理に要する人件費及び諸経費として1億3,598万5,000円、市管理河川のしゅんせつ、維持補修及び改良に要する諸経費として5,450万円、また、準用河川、前代川及び永山川の改修事業に要する諸経費として1億9,172万3,000円の計上です。 次に、第4項都市計画費は53億4,291万5,000円を計上しています。その内訳としましては、都市計画事業に要する人件費及び市営自転車等駐車場の管理運営等に要する諸経費として7億5,366万9,000円、また、土地区画整理事業に要する諸経費として735万円、建築指導行政に要する諸経費として1,248万7,000円、市街地再開発事業費補助金等市街地再開発事業に要する諸経費として45億6,940万9,000円を計上しています。 次に、第5項都市計画道路費で19億2,192万7,000円を計上しています。その内訳としましては、都市計画事業県工事費等負担金、都市計画道路事業に要する人件費及び諸経費として7億9,849万6,000円、また、今福神前線を初め継続3路線の整備事業に要する諸経費として6億3,354万円、第二阪和国道整備関連事業に要する諸経費として43万7,000円、京奈和自動車道整備関連事業に要する諸経費として318万2,000円、街路用地先行取得事業特別会計への繰出金として4億8,627万2,000円の計上です。 次に、第6項公園費で4億7,823万9,000円を計上しています。その内訳としましては、都市公園、児童遊園、広場等の維持管理に要する人件費及び諸経費として3億2,072万5,000円、公園施設の長寿命化など都市公園等の整備に要する諸経費として1億5,751万4,000円の計上です。 次に、第7項下水道費で3億525万1,000円を計上しています。その内訳としましては、下水道の管理に要する諸経費として68万1,000円、主要下水路等のしゅんせつ及び維持補修に要する諸経費として1億2,768万1,000円、ポンプ場及び地域汚水処理施設の維持管理に要する諸経費として1億1,787万3,000円、下水路の新設、改良等の整備に要する諸経費として5,901万6,000円の計上です。 次に、第8項住宅費で22億9,755万5,000円を計上しています。その内訳としましては、市営岡崎団地の建てかえ事業、住宅管理事業に要する人件費及び諸経費として20億3,670万4,000円、老朽化した団地の解体撤去等に要する諸経費として3,109万7,000円、住宅対策推進事業に要する諸経費として1億9,328万2,000円、空き家の除却支援、空き家活用の推進に要する諸経費として3,647万2,000円の計上です。 次に、第10款災害復旧費4億9,722万4,000円のうち、都市建設局関係は第2項平成30年度発生土木施設災害復旧費で、平成30年7月5日から7日までの豪雨及び平成30年9月4日の台風21号により被災した道路の災害復旧に要する諸経費として3億6,954万2,000円を計上しています。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 山下消防局長。 〔消防局長山下直樹君登壇〕 ◎消防局長(山下直樹君) 消防局の一般会計歳出予算について御説明いたします。 議案書(その4)の6ページをお開き願います。 第8款消防費、第1項消防費の予算総額は48億5,749万1,000円です。主な内訳といたしまして、消防職員に係る人件費40億5,265万円、消防事務や消防活動、消防施設の管理運営、通信指令の運用や救急業務に要する経費3億3,684万円、防災学習センターの運営及び防火管理者養成講習等開催の委託料を含めた火災予防関係業務に要する経費3,618万2,000円、消火器設置奨励補助金など自主防火及び火災のないまちづくりに関する経費265万2,000円、消防水利の維持管理などに要する経費3,062万2,000円、また、消防団関係といたしまして、消防団の車両、施設及び機械器具の整備を図る経費として5,375万円、消防団の運営や活動、消防団員の報償金等の経費として1億5,403万1,000円などを計上しています。消防施設の充実に関しましては、災害対応自動車の購入に要する経費として1億8,480万8,000円、そのほか、紀の川水系10樋門の操作員手当を初めとする水防活動業務に要する経費595万6,000円などを計上しています。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 津守教育局長。 〔教育局長津守和宏君登壇〕 ◎教育局長(津守和宏君) 教育委員会関係の一般会計歳出予算について御説明いたします。 議案書(その4)の6ページをお開き願います。 第9款教育費は予算総額103億7,062万5,000円で、第1項教育総務費19億5,727万7,000円は、教育委員会及び事務局の運営に要する人件費並びに諸経費として13億959万4,000円、コミュニティ・スクールの推進や特別支援教育支援員等の派遣、就学援助交付金など、本市の学校教育の振興に資するための諸経費として4億6,945万9,000円、ICTを活用した教育の推進や教育活動の基礎となる調査研究に要する諸経費として5,419万1,000円、教育文化センターの管理運営に要する諸経費として566万9,000円、青少年国際交流センターの管理運営に要する諸経費として7,009万7,000円、少年センターの運営及び補導活動、子ども支援センターの管理運営及びいじめ・不登校などの対策に要する諸経費として4,826万7,000円を計上しています。 第2項小学校費20億4,642万2,000円は、小学校50校及び義務教育学校の校務員等の人件費及び学校管理運営に要する諸経費のほか、老朽化した施設の整備のための諸経費を、第3項中学校費10億164万2,000円は、中学校17校及び義務教育学校の校務員等の人件費及び学校管理運営に要する諸経費のほか、体育館への空調設備設置などに要する経費を、第4項高等学校費6億8,152万2,000円は、市立和歌山高等学校の教職員の人件費及び学校管理運営に要する諸経費のほか、ブロック塀改修など高等学校施設の整備に要する経費を、第5項幼稚園費5億6,657万6,000円は、幼稚園13園の教職員の人件費及び管理運営に要する諸経費をそれぞれ計上しているものです。 第6項社会教育費35億7,989万円は、社会教育推進に要する人件費及び諸経費として3億5,476万5,000円、公民館、市民大学などの生涯学習の振興に要する諸経費として5,515万3,000円、人権教育の推進及び青少年の健全育成事業に要する諸経費として8,837万2,000円、若竹学級の運営など学童保育の推進に要する諸経費として5億8,490万9,000円、市民図書館の管理運営に要する人件費及び諸経費、新しい市民図書館の建設、開館準備及び開館後の管理運営に要する諸経費として20億1,716万1,000円、こども科学館及びコミュニティセンターの管理運営に要する諸経費として4億7,953万円を計上しています。 第7項保健体育費5億3,729万6,000円は、保健体育に要する人件費及び諸経費として1億4,915万9,000円、運動部活動指導員の配置など、体育振興に要する諸経費として3,233万2,000円、また、児童、生徒、教職員の健康診断や学校環境衛生の維持向上など、学校保健に要する諸経費として7,563万2,000円、共同調理場の管理運営に要する諸経費として2億8,017万3,000円を計上しています。 次に、第10款災害復旧費について、予算総額4億9,722万4,000円のうち、教育委員会関係は第3項平成30年度発生教育施設災害復旧費3,951万7,000円で、平成30年9月4日の台風21号により被災した南コミュニティセンターの災害復旧に要する経費を計上しています。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) しばらく休憩します。          午後2時22分休憩   ---------------          午後2時50分再開 ○副議長(芝本和己君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第3から日程第76までの議事を継続し、当局からの提案理由の説明を求めます。--三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕 ◎財政局長(三橋郁君) 議案第39号、平成31年度和歌山市一般会計予算の歳入関係及び第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用までについて、御説明いたします。 議案書(その4)の2ページをお開き願います。 まず、歳入について、第1款市税は582億8,213万7,000円で、前年度から4億7,306万円の増としております。 主なものとして、第1項市民税239億302万5,000円は、企業収益の増加などを見込み、前年度から1億7,575万6,000円の増額。 第2項固定資産税245億6,009万4,000円は、新築家屋の増加や償却資産の課税対象の増加などを考慮して、前年度から3億7,442万8,000円の増額。 第3項軽自動車税10億6,891万4,000円は、税率変更による増加を見込み、前年度から5,635万9,000円の増額。 第4項市たばこ税25億1,700万3,000円は、喫煙率の低下による売り上げの減少により、前年度から1億1,211万円の減額。 第6項都市計画税40億3,902万6,000円は、土地評価額下落の影響により、前年度から4,899万1,000円の減額などでございます。 第2款地方譲与税から第10款地方特例交付金までは、いずれも平成30年度の収入状況や平成31年度の地方財政計画から額を見込んでおり、第2款地方譲与税は8億2,075万8,000円で、前年度から724万2,000円の減額。 第3款利子割交付金は1億7,300万円で、前年度から9,300万円の増額。 第4款配当割交付金は3億8,900万円で、前年度から100万円の増額。 第5款株式等譲渡所得割交付金は3億4,200万円で、前年度から2億2,800万円の減額。 第6款地方消費税交付金は69億9,000万円で、前年度から1億4,000万円の減額。 第7款ゴルフ場利用税交付金は1,400万円で、前年度から400万円の減額。 第8款自動車取得税交付金は1億500万円で、前年度から1億4,200万円の減額。 第9款環境性能割交付金3,300万円は、自動車の環境性能に応じて税率が決定される環境税制による新設の交付金です。 3ページでございます。 第10款地方特例交付金は3億5,100万円で、前年度から4,400万円の増額となっております。 第11款地方交付税は113億700万円で、このうち普通交付税は106億9,400万円で、前年度から4億9,200万円の増額としております。これは、平成31年度の地方財政計画を考慮し、基準財政需要額の伸びなどを見込み算定したものです。また、特別交付税は6億1,300万円としております。 第12款交通安全対策特別交付金は4,500万円で、国の概算要求額等を考慮し、前年度から600万円の減額。 第13款分担金及び負担金は5億735万2,000円で、幼児教育・保育の無償化の影響による保育所保育費用負担金の減などにより、前年度から2億135万1,000円の減額。 第14款使用料及び手数料は27億9,427万5,000円で、こちらも幼児教育・保育の無償化の影響による保育所使用料の減などにより、前年度から2,697万円の減額。 第15款国庫支出金は338億8,817万1,000円で、障害者総合支援給付費負担金や市街地再開発事業費補助金の増などにより、前年度から20億7,865万2,000円の増額。 第16款県支出金は111億9,811万2,000円で、施設型給付費等負担金や市街地再開発事業補助金の増などにより、前年度から9億3,472万8,000円の増額。 第17款財産収入は4億1,041万4,000円で、市有地売払代の減などにより、前年度から1,433万5,000円の減額となっております。 第18款寄附金は3億6,164万円で、元気わかやま市応援寄附金の増を見込み、前年度から1億7,483万円の増額となっております。 第19款繰入金は55億4,463万円で、財政調整基金繰入金などの減により、前年度から3億705万1,000円の減額となっております。 4ページをお開き願います。 第20款繰越金1,000円は、存置科目でございます。 第21款諸収入は29億3,484万円で、主なものは、第1項延滞金・加算金及び過料において延滞金収入9,000万円など、第3項貸付金収入において中小企業融資制度資金収入17億円など、第7項雑入において派遣職員費収入1億2,332万5,000円、高額医療費収入4,567万3,000円、電力売払収入1億5,207万3,000円、専用水道料等収入1億7,123万5,000円、学校給食費負担金収入1億8,606万9,000円、収集センターの金属等売払収入などを含む雑入7,028万6,000円などでございます。 第22款市債は201億9,170万円で、市民会館整備事業債、認定こども園等整備事業債の増などにより、前年度から28億2,530万円の増額となっております。 8ページをお開き願います。 第2条債務負担行為は第2表のとおりでございまして、電話設備整備事業(本庁)を平成32年度まで8万4,000円、和歌山市公式ホームページ保守管理委託事業を平成32年度まで5万9,000円、奨学金返還助成事業(平成31年度募集分)を平成36年度まで、25万円掛ける交付対象者奨学金受け取り総月数割る12、市税納税通知書封入封緘等委託事業を平成32年度まで3,433万9,000円、個人市民税課税資料パンチ委託事業を平成32年度まで20万9,000円--9ページをお願いします--滞納整理・電話催告事業を平成33年度まで4,105万8,000円、加太総合交流センター管理事業を平成33年度まで8,000円、窓口関連業務委託事業を平成34年度まで1億5,848万1,000円、証明書コンビニ交付システム導入事業を平成33年度まで30万6,000円、平井複合館資料室設置準備事業を平成32年度まで6,957万7,000円--10ページをお開き願います--体育館管理運営事業(松下体育館、市民体育館、河南総合体育館)を平成33年度まで328万9,000円、市民スポーツ広場管理運営事業を平成33年度まで52万円、市民温水プール管理運営事業を平成33年度まで323万4,000円、障害者計画等策定事業を平成32年度まで242万円、地域子育て支援拠点事業を平成32年度まで1,631万8,000円--11ページをお願いします--児童館整備事業を平成32年度まで1億5,961万6,000円、隣保館整備事業を平成32年度まで1億8,008万円、杭の瀬共同浴場管理運営事業を平成33年度まで25万8,000円、芦原共同浴場管理運営事業を平成33年度まで31万4,000円、粗大ごみ収集運搬業務委託を平成32年度まで97万8,000円--12ページをお開き願います--青岸エネルギーセンター運転管理業務委託を平成34年度まで907万2,000円、青岸汚泥再生処理センター運転管理業務委託を平成34年度まで219万円、小規模事業者経営改善資金利子補給事業を平成35年度まで、貸付限度額8億円の年1.0%を上限として利息相当額の2分の1、シニア・女性起業家支援資金利子補給事業を平成35年度まで、貸付限度額2億円の年1.0%を上限として利息相当額の2分の1、片男波海水浴場駐車場管理運営事業を平成33年度まで21万2,000円--13ページをお願いします--契約管理システム事業を平成36年度まで2,172万6,000円、市道植栽管理業務委託を平成33年度まで4,029万6,000円、地方道整備事業(河西橋)を平成33年度まで8億4,100万円、自転車等駐車場管理事業(市駅前自転車駐車場及び市駅前原動機付自転車駐車場)を平成33年度まで6,374万8,000円、自転車等駐車場管理事業(六十谷駅前自転車等駐車場)を平成33年度まで50万円--14ページをお開き願います--自転車等駐車場管理事業(和歌山駅東口自転車等駐車場)を平成33年度まで90万2,000円で、和歌山東公園管理運営事業を平成33年度まで152万1,000円、情報教育推進事業を平成33年度まで4万円、小学校給食民間委託事業を平成32年度まで152万3,000円、中学校給食民間委託事業を平成32年度まで51万円で、それぞれ債務負担行為として設定するものでございます。 15ページをお願いします。 第3条地方債は第3表のとおりでございまして、公用自動車等購入事業を初め60件について、それぞれ限度額を定め、総額201億9,170万円とするものでございます。 1ページにお戻り願います。 第4条は、一時借入金の借り入れの最高額を300億円と定めるものでございます。 第5条の歳出予算の流用については、従前と同様の措置としております。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 佐伯健康局長。 〔健康局長佐伯正季君登壇〕 ◎健康局長(佐伯正季君) 健康局関係の3つの特別予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の18ページをお開き願います。 議案第40号、平成31年度和歌山市国民健康保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ395億4,766万8,000円、一時借入金の借り入れの最高額を50億円と定めるものでございます。 20ページをお開き願います。 歳出でございます。 第1款総務費6億859万6,000円は国民健康保険事業に要する人件費及び諸経費、第2款保険給付費283億8,196万5,000円は医療費などの給付に要する諸経費、第3款国民健康保険事業費納付金101億3,108万3,000円は国民健康保険事業の県への納付金、第4款共同事業拠出金3万円は共同事業に要する拠出金、第5款保健事業費3億6,497万9,000円は特定健康診査などに要する諸経費、第6款公債費739万8,000円は一時借入金の利子、第7款諸支出金4,361万7,000円は保険料還付などに要する諸経費でございます。 第8款予備費につきましては、前年度と同額の1,000万円を計上しております。 19ページにお戻り願います。 歳入でございます。 第1款国民健康保険料は69億5,258万7,000円、第2款使用料及び手数料300万1,000円は督促手数料などでございます。 第3款国庫支出金1,650万円は、社会保障・税番号制度システム整備費補助金でございます。 第4款県支出金287億4,357万9,000円は、県からの交付分を受け入れるものでございます。 第5款繰入金37億2,694万9,000円は一般会計からの繰入金、第6款繰越金1,000円、第7款諸収入1億505万1,000円は雑入などでございます。 21ページをお開き願います。 第2表債務負担行為でございます。 国民健康保険料収納対策事業について、債務負担の期間を平成32年度から平成33年度まで、限度額を8,008万円に定めるものでございます。 47ページをお開き願います。 議案第51号、平成31年度和歌山市介護保険事業特別会計予算について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ400億3,916万円と定めるものでございます。 49ページをお開き願います。 歳出でございます。 第1款総務費7億1,081万3,000円は介護保険事業に要する人件費及び諸経費、第2款保険給付費373億2,532万3,000円は介護サービスなどの給付に要する諸経費、第3款地域支援事業費19億8,419万5,000円は地域支援事業に要する諸経費、第4款基金積立金31万8,000円は介護保険制度の円滑な運営のために設置した介護給付費準備基金への積立金、第5款諸支出金1,351万1,000円は保険料還付などに要する諸経費でございます。 第6款予備費につきましては、前年度と同額の500万円を計上しております。 48ページにお戻りください。 歳入でございます。 第1款介護保険料80億614万円は第1号被保険者の保険料、第2款使用料及び手数料131万2,000円は督促手数料などでございます。 第3款国庫支出金101億5,953万3,000円、第4款県支出金53億8,928万4,000円、第5款支払基金交付金104億5,442万5,000円は、それぞれ国、県、社会保険診療報酬支払基金からの負担分を受け入れるものでございます。 第6款財産収入31万8,000円は、介護給付費準備基金繰替運用利子などです。 第7款繰入金60億2,555万4,000円は一般会計等からの繰入金、第8款繰越金1,000円、第9款諸収入259万3,000円は第1号被保険者延滞金などでございます。 50ページをお願いします。 第2表債務負担行為でございます。 介護保険事業計画策定事業について、債務負担の期間は平成32年度とし、限度額を259万9,000円と定めるものでございます。 51ページをお願いします。 議案第52号、平成31年度和歌山市後期高齢者医療特別会計予算について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ92億7,034万7,000円と定めるものでございます。 52ページをお願いします。 まず、歳出でございます。 第1款総務費6,546万5,000円は後期高齢者医療に要する諸経費、第2款後期高齢者医療広域連合納付金91億9,628万2,000円は和歌山県後期高齢者医療広域連合への納付金、第3款諸支出金560万円は保険料還付に要する諸経費でございます。 第4款予備費につきましては、前年度と同額の300万円を計上しております。 次に、歳入でございます。 第1款後期高齢者医療保険料は37億5,256万4,000円、第2款使用料及び手数料30万1,000円は督促手数料など、第3款繰入金55億686万6,000円は一般会計からの繰入金、第4款繰越金は1,000円、第5款諸収入1,061万5,000円は和歌山県後期高齢者医療広域連合から受け入れる保険料還付金などでございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 有馬産業交流局長。 〔産業交流局長有馬専至君登壇〕 ◎産業交流局長(有馬専至君) 産業交流局関係の3つの特別予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の22ページをお開き願います。 まず、議案第41号、平成31年度和歌山市卸売市場事業特別会計予算について、第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,225万9,000円に、第2条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 23ページをお願いします。 まず、歳出についてです。 第1款卸売市場費4億2,021万1,000円は、卸売市場の管理、再整備、業務指導等に要する人件費及び諸経費です。 第2款公債費として、長期債に対する元利償還金6,194万8,000円、第3款予備費として10万円を計上しています。 次に、歳入ですが、第1款使用料及び手数料で2億4,335万7,000円、第2款国庫支出金の国庫交付金が50万円、第3款繰入金、一般会計からの繰入金が1億1,360万8,000円、第4款諸収入の雑入1億2,369万4,000円、第5款市債110万円を計上しています。 24ページをお願いします。 地方債につきましては、卸売市場整備事業に伴う起債の限度額を110万円に定めるものです。 続きまして、39ページをお開き願います。 議案第48号、平成31年度和歌山市漁業集落排水事業特別会計予算について、第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億3,781万5,000円に、第2条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 40ページをお願いします。 まず、歳出についてです。 第1款漁業集落排水事業費8,430万9,000円は、漁業集落排水施設の管理運営に要する人件費及び諸経費です。 第2款公債費として、長期債に対する元利償還金5,330万6,000円、第3款予備費として20万円を計上しています。 次に、歳入ですが、第1款分担金及び負担金で45万7,000円、第2款使用料及び手数料で3,273万円、第3款繰入金、一般会計からの繰入金が9,112万6,000円、第4款諸収入の雑入2,000円、第5款市債1,350万円を計上しています。 41ページをお願いします。 地方債につきましては、漁業集落排水事業に伴う起債の限度額を1,350万円に定めるものです。 続きまして、42ページをお開き願います。 議案第49号、平成31年度和歌山市農業集落排水事業特別会計予算について、第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,643万7,000円に、第2条は、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めるものです。 43ページをお願いします。 まず、歳出についてです。 第1款農業集落排水事業費7,122万1,000円は、農業集落排水施設の管理運営に要する人件費及び諸経費です。 第2款公債費として、長期債に対する元利償還金5,501万6,000円、第3款予備費として20万円を計上しています。 次に、歳入ですが、第1款使用料及び手数料で1,749万3,000円、第2款繰入金、一般会計からの繰入金が9,594万2,000円、第3款諸収入の雑入2,000円、第4款市債1,300万円を計上しています。 44ページをお願いします。 地方債につきましては、農業集落排水事業に伴う起債の限度額を1,300万円に定めるものです。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 鈴木都市建設局長。 〔都市建設局長鈴木 豪君登壇〕 ◎都市建設局長(鈴木豪君) 都市建設局関係の特別会計予算5件について御説明いたします。 議案書(その4)の25ページをお願いします。 議案第42号、平成31年度和歌山市土地造成事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額それぞれ40億3,443万9,000円を計上しています。また、一時借入金の借り入れの最高額を29億円と定めるものです。 26ページをお願いします。 まず、歳出ですが、宅地分譲事業費については、スカイタウンつつじが丘の管理及び販売促進に要する諸経費として2,494万6,000円を計上しています。 また、長期債に対する元金償還金、長期債及び一時借入金に対する利子として、公債費は11億2,451万5,000円を計上しています。 前年度繰上充用金28億8,497万8,000円は、平成30年度末における累積赤字見込み額を繰上充用するものです。 次に、歳入ですが、使用料及び手数料として34万4,000円、財産収入として貸地料及び土地売払代13億8,755万4,000円を計上しています。 また、諸収入として、雑入26億4,654万1,000円を計上しています。 27ページをお願いします。 議案第43号、平成31年度和歌山市土地区画整理事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額それぞれ728万8,000円を計上しています。 28ページをお願いいたします。 まず、歳出ですが、東和歌山第二地区の土地区画整理事業に要する諸経費として685万8,000円を計上しています。 諸支出金43万円は、一般会計への繰出金です。 次に、歳入ですが、一般会計からの繰入金として675万6,000円、諸収入として雑入53万2,000円を計上しています。 29ページをお願いします。 議案第44号、平成31年度和歌山市住宅改修資金貸付事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額それぞれ6,359万2,000円を計上しています。また、一時借入金の借り入れの最高額を1億円と定めるものです。 30ページをお願いいたします。 まず、歳出ですが、住宅改修資金貸付事業費59万2,000円は、住宅改修資金貸し付けの償還に伴う一時借入金利子です。 前年度繰上充用金6,300万円は、平成30年度末における累積赤字見込み額を繰上充用するものです。 次に、歳入ですが、諸収入として、貸付金収入6,359万2,000円を計上しています。 35ページをお願いいたします。 議案第47号、平成31年度和歌山市駐車場管理事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額それぞれ22億7,484万9,000円を計上しています。また、一時借入金の借り入れの最高額を17億円と定めるものです。 36ページをお願いいたします。 まず、歳出ですが、駐車場管理費3億7,776万円及び道路駐車場管理費2億978万9,000円は、市営駐車場及び自転車等駐車場の管理運営や整備などに要する諸経費です。 前年度繰上充用金16億8,700万円は、平成30年度末における累積赤字見込み額を繰上充用するものです。 また、予備費は30万円を計上しています。 次に、歳入ですが、使用料として2億3,719万1,000円、国庫交付金として5,090万円、一般会計からの繰入金として218万円、諸収入として雑入16億2,747万8,000円を、また、市債は3億5,710万円を計上しています。 37ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為ですが、1段目は、中央駐車場エレベーター賃借契約について、期間を平成32年度から平成35年度に、限度額を20万3,000円に定めるものです。 次に、2段目は、中央駐車場ITVシステム賃借契約について、期間を平成32年度から平成36年度に、限度額を1,080万5,000円に定めるものです。 次に、3段目は、けやき大通り地下駐車場ITVシステム賃借契約について、期間を平成32年度から平成36年度に、限度額を786万5,000円に定めるものです。 38ページをお願いいたします。 第3表地方債ですが、駐車場整備事業の起債の限度額を2億6,440万円と道路駐車場整備事業の起債の限度額を9,270万円と定めるものです。 次に、53ページをお願いいたします。 議案第53号、平成31年度和歌山市街路用地先行取得事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額それぞれ4億8,665万3,000円を計上しています。 54ページをお願いいたします。 まず、歳出ですが、市駅小倉線整備事業費4億8,665万3,000円は、市駅和佐線の用地先行取得に係る借入金の償還に伴う諸経費です。 次に、歳入ですが、使用料として38万1,000円、一般会計からの繰入金として4億8,627万2,000円をそれぞれ計上してございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 和田市民環境局長。 〔市民環境局長和田年晃君登壇〕 ◎市民環境局長(和田年晃君) 市民環境局関係の特別会計の議案について御説明いたします。 議案書(その4)31ページをお開き願います。 議案第45号、平成31年度和歌山市住宅新築資金貸付事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億6,701万8,000円、一時借入金の借り入れの最高額を6億6,000万円と定めるものでございます。 32ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算でございます。 まず、歳出でございます。 第1款住宅新築資金貸付事業費1,074万9,000円は、住宅新築資金貸し付けの償還に伴う諸経費でございます。 第2款前年度繰上充用金6億5,626万9,000円は、平成30年度末における累積赤字見込み額を計上しております。 次に、歳入でございます。 第1款諸収入6億6,701万8,000円は、貸付金収入及び雑入でございます。 続きまして、議案第46号、平成31年度和歌山市宅地取得資金貸付事業特別会計予算について御説明いたします。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億8,286万5,000円、一時借入金の借り入れの最高額を2億8,000万円と定めるものでございます。 34ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算でございます。 まず、歳出でございます。 第1款宅地取得資金貸付事業費597万8,000円は、宅地取得資金貸し付けの償還に伴う諸経費でございます。 第2款前年度繰上充用金2億7,688万7,000円は、平成30年度末における累積赤字見込み額を計上しております。 次に、歳入でございます。 第1款諸収入2億8,286万5,000円は、貸付金収入及び雑入でございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 川埼福祉局長。 〔福祉局長川埼秀行君登壇〕 ◎福祉局長(川埼秀行君) 福祉局関係の特別会計予算について御説明申し上げます。 定例市議会議案(その4)の45ページをお願いします。 議案第50号、平成31年度和歌山市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算について御説明申し上げます。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億8,238万円と定めるものでございます。 46ページをお願いします。 先に歳出でございます。 第1款母子父子寡婦福祉資金貸付事業費2億8,238万円は、母子父子寡婦家庭の生活の安定と向上を図るための貸付金及びそれに伴う諸経費でございます。 次に、歳入でございます。 第1款繰入金194万3,000円は一般会計からの繰入金、第2款繰越金1億4,845万5,000円は前年度からの繰越金、第3款諸収入1億3,198万2,000円は貸付金収入などでございます。 以上でございます。 ○副議長(芝本和己君) 白井企業局長。 〔企業局長白井光典君登壇〕 ◎企業局長(白井光典君) 企業局関係の予算について御説明申し上げます。 議案書(その4)の55ページをお開き願います。 議案第54号は、平成31年度和歌山市水道事業会計予算でございます。 第2条は、企業活動の基本的目標として、業務の予定量を定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款水道事業収益79億50万8,000円の内訳は、第1項営業収益で、主に水道料金などで73億1,035万円を、第2項営業外収益で長期前受金戻入、水道加入金など合わせて5億9,015万8,000円を見込むものでございます。 次に、支出でございます。 第1款水道事業費73億8,849万1,000円の内訳は、第1項営業費用で、主に浄水場の運営に要する経費や減価償却費など合わせて64億2,288万5,000円を、第2項営業外費用で、主に企業債に対する支払利息などで9億3,260万6,000円を、第3項特別損失で、過年度損益修正損として300万円を、第4項予備費で、災害や緊急修繕に備えまして3,000万円をそれぞれ計上するものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款水道事業資本的収入23億3,383万4,000円の内訳は、第1項企業債16億2,230万円--56ページをお開き願います--第2項出資金4億8,588万4,000円、第3項補助金1億4,873万8,000円、第4項負担金7,691万2,000円として、建設改良費に充当する特定財源を見込むものでございます。 次に、支出でございます。 第1款水道事業資本的支出58億4,071万7,000円の内訳は、第1項建設改良費32億5,991万7,000円は水道施設の整備に要する費用で、第2項企業債償還金25億8,080万円は企業債に対する償還元金でございます。 第5条は、債務負担行為について、事項、期間及び限度額を、第6条は、企業債について、その目的、限度額、起債の方法等を定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、第8条は、消費税及び地方消費税に限って、項の経費の金額を流用することができると定めるものでございます。 第9条は、議会の議決を得なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び--57ページをお願いします--交際費について、定めるものでございます。 第10条は一般会計からの補助金を、第11条は、たな卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものでございます。 次に、58ページをお開き願います。 議案第55号は、平成31年度和歌山市工業用水道事業会計予算でございます。 第2条は、企業活動の基本的目標として、業務の予定量を定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款工業用水道事業収益23億4,600万4,000円の内訳は、第1項営業収益で、主に水道料金などで22億4,116万5,000円を、第2項営業外収益で、主に長期前受金戻入などで1億483万9,000円を見込むものでございます。 次に、支出でございます。 第1款工業用水道事業費18億6,499万2,000円の内訳は、第1項営業費用で、主に浄水場の運営に要する経費や減価償却費など合わせて16億5,068万4,000円を、第2項営業外費用で、主に企業債に対する支払利息などで2億430万8,000円を、第3項予備費で、災害や緊急修繕の発生に備えまして1,000万円をそれぞれ計上するものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款工業用水道事業資本的収入7億9,657万円の内訳は、第1項企業債2億2,990万円、第2項補助金4,790万円、第3項負担金1,877万円は、建設改良費に充当する特定財源を見込むものでございます。 59ページをお願いします。 第4項その他資本的収入5億円は、下水道事業会計への貸付金の返還元金でございます。 次に、支出でございます。 第1款工業用水道事業資本的支出11億9,854万3,000円の内訳は、第1項建設改良費3億8,111万9,000円は水道施設の整備に要する費用で、第2項企業債償還金8億1,742万4,000円は企業債に対する償還元金でございます。 第5条は、債務負担行為について、事項、また、期間及び限度額を、第6条は、企業債について、その目的、限度額、起債の方法等を定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、第8条は、消費税及び地方消費税に限って、項の経費の金額を流用することができると定めるものでございます。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費として、職員給与費及び交際費について定めるものでございます。 60ページをお開き願います。 第10条は一般会計からの補助金を、第11条は、たな卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものでございます。 次に、61ページをお願いします。 議案第56号は、平成31年度和歌山市下水道事業会計予算でございます。 第2条は、企業活動の基本的目標として、業務の予定量を定めるものでございます。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款下水道事業収益124億5,646万2,000円の内訳は、第1項営業収益で、雨水処理負担金、下水道使用料などで67億4,463万6,000円を、第2項営業外収益は、他会計補助金、長期前受金戻入などで57億1,182万6,000円を見込むものでございます。 次に、支出でございます。 第1款下水道事業費118億4,912万9,000円の内訳は、第1項営業費用で、減価償却費や処理場の運営に要する経費など合わせて101億7,474万8,000円を、第2項営業外費用で、主に企業債に対する支払利息などで16億4,238万1,000円を、第3項特別損失で、過年度損益修正損として200万円を、第4項予備費で、災害や緊急修繕の発生に備えて3,000万円をそれぞれ計上するものでございます。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めるもので、収入、第1款下水道事業資本的収入84億2,977万円の内訳は、第1項企業債54億40万円、第2項補助金23億2,290万4,000円--62ページをお開き願います--第3項負担金7億645万6,000円、第4項分担金1万円として、建設改良費に充当する特定財源を見込むものでございます。 次に、支出でございます。 第1款下水道事業資本的支出130億849万6,000円の内訳は、第1項建設改良費42億6,204万9,000円は下水道施設の整備に要する費用で、第2項企業債償還金82億4,644万7,000円は企業債に対する償還元金で、第3項他会計からの長期借入金償還金5億円は工業用水道事業会計への返還元金でございます。 第5条は、債務負担行為について、事項、期間及び限度額を、第6条は、企業債について、その目的、限度額、起債の方法等を定めるものでございます。 第7条は、一時借入金の限度額を定めるもので、第8条は、消費税及び地方消費税に限って、項の経費の金額を流用することができると定めるものでございます。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費及び交際費について定めるものでございます。 63ページをお願いします。 第10条は一般会計からの補助金を、第11条は、たな卸資産の購入限度額をそれぞれ定めるものでございます。 以上でございます。 〔副議長退席、議長着席〕 ○議長(松井紀博君) 三橋財政局長。 〔財政局長三橋 郁君登壇〕 ◎財政局長(三橋郁君) 議案第57号から議案第104号まで及び議案第110号から議案第112号までについて、一括して御説明申し上げます。 まず、議案第59号から議案第102号までの消費税増税に伴う32件につきまして御説明いたします。 議案書(その4)の66ページをお開き願います。 議案第59号、行政財産の使用許可に関する使用料条例の一部を改正する条例の制定については、消費税率引き上げに伴い、消費税が円滑かつ適正に転嫁されるよう使用料を改定するため、所要の改正を行うもので、以下、67ページの議案第60号、和歌山市加太総合交流センター条例の一部を改正する条例の制定について、70ページの議案第63号、和歌山市男女共生推進センター条例の一部を改正する条例の制定について、72ページの議案第65号、和歌山市霊きゆう自動車使用条例の一部を改正する条例の制定について、73ページの議案第66号、和歌山市斎場条例の一部を改正する条例の制定について、74ページの議案第67号、和歌山市夜間・休日応急診療センター条例の一部を改正する条例の制定について、75ページの議案第68号、和歌山市保健所条例の一部を改正する条例の制定について、79ページの議案第71号、和歌山市西庄ふれあいの郷条例の一部を改正する条例の制定について、80ページの議案第72号、和歌山市あいあいセンター条例の一部を改正する条例の制定について、81ページの議案第73号、和歌山市ふれ愛センター条例の一部を改正する条例の制定について、86ページの議案第77号、和歌山市勤労者総合センター条例の一部を改正する条例の制定について、88ページの議案第78号、和歌山市観光桟橋条例の一部を改正する条例の制定について、89ページの議案第79号、和歌山城条例の一部を改正する条例の制定について、92ページの議案第81号、和歌山市立博物館条例の一部を改正する条例の制定について、93ページの議案第82号、和歌山市指定文化財湊御殿条例の一部を改正する条例の制定について、94ページの議案第83号、和歌山市民会館条例の一部を改正する条例の制定について、98ページの議案第84号、和歌山市立和歌の浦アート・キューブ条例の一部を改正する条例の制定について、99ページの議案第85号、和歌山市立体育館条例の一部を改正する条例の制定について、102ページの議案第86号、和歌山市立市民スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定について、103ページの議案第87号、和歌山市立つつじが丘テニスコート条例の一部を改正する条例の制定について、104ページの議案第88号、和歌山市立市民温水プール条例の一部を改正する条例の制定について、105ページの議案第89号、和歌山市漁港管理条例の一部を改正する条例の制定について、106ページの議案第90号、和歌山市農業及び漁業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について、108ページの議案第92号、和歌山市中央卸売市場業務条例の一部を改正する条例の制定について、109ページの議案第93号、和歌山市コミュニティセンター条例の一部を改正する条例の制定について、114ページの議案第94号、和歌山市立青少年国際交流センター条例の一部を改正する条例の制定について、116ページの議案第96号、和歌山市営定期駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、117ページの議案第97号、和歌山市準用河川条例の一部を改正する条例の制定について、118ページの議案第98号、和歌山市地域汚水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について、119ページの議案第99号、和歌山市営駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、121ページの議案第101号、和歌山市道路附属物自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、122ページの議案第102号、和歌山市営自転車等駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、以上32件につきましては、いずれも消費税増税に伴い使用料等を改定するため、所要の改正を行うものでございます。 恐れ入りますが、64ページにお戻り願います。 議案第57号、和歌山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律により、民間において時間外労働の上限規制等が導入されること及び国家公務員において超過勤務命令を行うことができる上限を人事院規則で定める措置を講じることに鑑み、本市においても時間外勤務命令の上限設定等の措置を講じるため、所要の改正を行うものでございます。 65ページをお願いします。 議案第58号、和歌山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定については、学校教育法の一部を改正する法律により、学校教育法に専門職大学等の規定が追加され、本条例の引用条文に変更が生じることから、所要の改正を行うものでございます。 68ページをお開き願います。 議案第61号、和歌山市協働推進委員会条例の一部を改正する条例の制定については、和歌山市協働推進委員会の所掌事務のうち、わかやま市民協働大賞の審査及び選考に関する事務を削るため、所要の改正を行うものでございます。 69ページをお願いします。 議案第62号、わかやまの底力・市民提案実施事業選考委員会条例を廃止する条例の制定については、市民と行政との協働の具体的な仕組みづくり及び市政参加に積極的な市民グループを育成することを目指したわかやまの底力・市民提案実施事業は、所期の目的を達成したものと考え、事業を廃止するため、条例を廃止するものでございます。 71ページをお開き願います。 議案第64号、和歌山市廃棄物の減量推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例の制定については、学校教育法の一部を改正する法律により、大学の一つの種類として規定された専門職大学について、本条例においても規定するとともに、消費税増税に伴う手数料改定のため、所要の改正を行うものでございます。 76ページをお開き願います。 議案第69号、和歌山市手数料条例の一部を改正する条例の制定については、検査項目の追加及び消費税増税等に伴う手数料改定のため、所要の改正を行うものでございます。 78ページをお開き願います。 議案第70号、和歌山市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の一部改正に伴い、災害援護資金の貸し付けに必要な要件を加えるため、所要の改正を行うものでございます。 82ページをお開き願います。 議案第74号、和歌山市杭の瀬児童・地区福祉センター条例の制定については、杭の瀬児童・地区福祉センターが開設予定であるため、設置に関する事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 83ページをお願いします。 議案第75号、和歌山市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定については、児童扶養手当法の一部が改正され、児童扶養手当に係る支給制限の適用期間が変更されたため、当該期間に沿った適用期間とするため、所要の改正を行うものでございます。 84ページをお開き願います。 議案第76号、和歌山市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定に係る要件を定める条例の制定については、幼保連携型認定こども園以外のこども園の認定について、都道府県から中核市に権限移譲されることから、当該認定に係る要件を定めるため、条例を制定するものでございます。 90ページをお開き願います。 議案第80号、和歌山市文化財保護条例の一部を改正する条例の制定については、文化財の管理や保護に関する事務について、所要の改正を行うものでございます。 107ページをお開き願います。 議案第91号、和歌山市営土地改良事業等賦課金等徴収条例の一部を改正する条例の制定については、土地改良法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例中で引用する条文に変更が生じることから、所要の改正を行うものでございます。 115ページをお開き願います。 議案第95号、和歌山市立小学校、中学校及び義務教育学校教科用図書の採択に関する条例の一部を改正する条例の制定については、新学習指導要領が告示されたことに伴い、和歌山市立小学校、中学校及び義務教育学校教科用図書選定委員会の委員の定数について、所要の改正を行うものでございます。 120ページをお開き願います。 議案第100号、和歌山市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例の制定については、一時利用に係る駐車料金及び消費税増税に伴う使用料改定について、所要の改正を行うものでございます。 123ページをお開き願います。 議案第103号、和歌山市都市公園条例の一部を改正する条例の制定については、公園の名称変更等や消費税増税に伴う使用料改定のため、所要の改正を行うものでございます。 126ページをお開き願います。 議案第104号、和歌山市火災予防条例及び和歌山市排出水の色等規制条例の一部を改正する条例の制定については、平成31年7月1日に施行される不正競争防止法等の一部を改正する法律による工業標準化法の一部改正により、日本工業規格が日本産業規格に改められるため、所要の改正を行うものでございます。 133ページをお開き願います。 議案第110号、指定管理者の指定については、和歌山市営市駅前自転車駐車場について、平成31年8月1日から平成34年3月31日まで大揚興業株式会社を、和歌山市営市駅前原動機付自転車駐車場について、平成31年8月1日から平成34年3月31日まで大揚興業株式会社を、それぞれ指定管理者として指定するものでございます。 134ページをお開き願います。 議案第111号は、包括外部監査契約の締結でございまして、当該契約に基づく監査及び監査の結果に関する報告について、公認会計士小室将雄氏と1,092万8,500円を上限とする額で契約するものでございます。 続きまして、別刷りの議案書(その5)をお願いします。 1ページをお開き願います。 議案第112号、和歌山市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険料の基礎賦課限度額を国の基準どおり引き上げるほか、旧被扶養者減免の適用期間を改めるため、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(松井紀博君) 白井企業局長。 〔企業局長白井光典君登壇〕 ◎企業局長(白井光典君) 企業局の議案について御説明申し上げます。 議案書(その4)の127ページをお開き願います。 議案第105号、和歌山市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定については、消費税増税に伴う水道料金及び加入金の改定並びに水道法の改正に伴い指定給水装置工事事業者の更新手数料を設定するため、所要の改正を行うものでございます。 129ページをお開き願います。 議案第106号、和歌山市工業用水道条例の一部を改正する条例の制定については、消費税増税に伴う工業用水道の料金及び加入金の改定のため、所要の改正を行うものでございます。 130ページをお開き願います。 議案第107号、和歌山市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、学校教育法の改正に伴い、専門職大学が規定されたことにより、所要の改正を行うものでございます。 131ページをお願いします。 議案第108号、和歌山市下水道条例の一部を改正する条例の制定については、消費税増税に伴う公共下水道の使用料改定のため、所要の改正を行うものでございます。 132ページをお開き願います。 議案第109号、和歌山市中央終末処理場屋上スポーツ広場条例の一部を改正する条例の制定については、消費税増税に伴う中央終末処理場屋上スポーツ広場の使用料改定のため、所要の改正を行うものでございます。 以上でございます。 ○議長(松井紀博君) 以上で提案理由の説明は終わりました。 この際、ただいま議題となっている74件のうち、議案第57号、和歌山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第58号、和歌山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についての2件について、地方公務員法第5条第2項の規定より、人事委員会の意見を求めます。--水野人事委員会委員長。 〔人事委員会委員長水野八朗君登壇〕 ◎人事委員会委員長(水野八朗君) ただいま議長から意見を求められました議案第57号及び第58号について、人事委員会の意見を述べます。 議案第57号、和歌山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律により、民間及び国に準じて時間外勤務命令の上限時間等を規則で定めるものであり、妥当であると考えます。 次に、議案第58号、和歌山市職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、学校教育法の一部を改正する法律により本条例の引用条文に変更が生じることから、所要の改正を行うものであり、妥当であると考えます。 以上でございます。 ○議長(松井紀博君) お諮りします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明2月27日は休会とし、2月28日午前10時から会議を開くことにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松井紀博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 本日はこれにて延会します。          午後4時00分延会   --------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長    松井紀博 副議長   芝本和己 議員    吉本昌純 議員    中尾友紀 議員    姫田高宏...